“エレキの神様”寺内タケシ、一挙530曲が世界でサブスク解禁に
2021年6月、惜しまれつつこの世を去った”エレキの神様”こと寺内タケシ。
1964年ブルージーンズ結成以来、数々の傑作を残したその偉業を改めて振り返るべく、全530曲が、生誕83年を迎える1月17日に、いよいよ一挙サブスクリプション解禁される。
オリジナルアルバム全25タイトル(350曲)、歌のないエレキ歌謡シリーズ全9タイトル(180曲)=合計530曲が、海外を含む各種プラットフォームにて配信となる。
今回のサブスクリプション解禁は、米軍キャンプからキャリアをスタートし、ロカビリーブーム、日劇ウエスタンカーニバルを経て、エレキブームの火付け役として時代をリードし続けた、彼の偉大な足跡を辿る追悼企画である。
エレキ黎明期の作品から、エレキ禁止令に反抗し異ジャンルをフィーチャーした作品群、『レッツ・ゴー・エレキ節』(‘66)、『レッツ・ゴー・「運命」』(‘67)、「津軽じょんがら」(‘67)などの傑作に加え、幅広いギターテクニックが駆使された「世界はテリーを待っている」(‘67)、ロシア(旧ソ連)公演の模様を収録した「ライブ・イン・モスコー」(‘77)、ノーキー・エドワーズ(ベンチャーズ)と競演した「日米エレキ合戦」(‘86)などなど、貴重な音源が蘇る。
エレキ禁止令に抗い、1974年よりライフワークとして始めた“ハイスクール・コンサート”は、1600校を超え、緑綬褒章を受章(‘08)するなど、生涯をかけてギターの魅力を訴え続けた反骨のギタリスト、寺内タケシの偉大な足跡を辿る内容になっている。
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