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復興親善大使を務める市川由紀乃が3年ぶりに宮古を訪れ、市長を表敬訪問。 秋まつりでは復興応援歌を熱唱しパレードにも参加

デビュー30周年を迎え、新曲「石狩ルーラン十六番地」も好調な演歌歌手の市川由紀乃が、17日、復興親善大使を務める岩手県宮古市を3年ぶりに訪れ、山本正徳市長を表敬訪問、今年で第36回を迎えるみやこ秋まつりに参加した。
真っ赤な浴衣と豆絞りという出で立ちの山本市長と笑顔で再開を果たすと、「市長、ご無沙汰しております。再びお伺い出来て光栄です」と挨拶。「この2年間はお祭りもなく、我々も動けない状況でしたが今年はやれることになり、なんとか市川さんをお迎えすることができ大変有難く思っています。短い時間ですが是非宜しくお願いいたします」と声をかけた。「今回こうしてまた再びお邪魔させて頂いて、実際宮古の町でこの復興応援歌を歌わせて頂けることを、とても幸せに思っております。精一杯つとめさせて頂きます。」と意欲を示した。また、3年前の写真をスタッフが見せると、一同懐かしんでその場は笑顔に包まれた。
2011年の東日本大震災で宮古市は大きな被害に遭い、市民からの強い希望で復興親善大使に任命されたのが2019年の9月。その後コロナ禍が続き毎年恒例であった秋まつりは中止を余技なくされていたが、今年は感染対策を講じながら3年ぶりの開催となった。この日は市長や副市長も踊りに参加して町民一丸となっての祭りとなった。

約400名が集まった宮古駅前広場では、市川由紀乃の横断幕を持ったファンも詰めかける中、復興応援歌として2019年10月に宮古市限定でリリースされた「三陸宮古音頭」「宮古魚介づくし」(みやこうおづくし)を披露。 “まつり娘”5人が爽やかな水色の浴衣姿で登場すると踊りで参加し、ステージに華を添えた。


「この場所に戻って来られて嬉しい。宮古の皆様とのご縁を繋いで頂いたことに感謝したいです。今日はここに来るために体調を整えて参りました」とステージで喜びを伝えた。
続けて岩手県出身の歌手、福田こうへいとデュエットでリリースし話題を呼んだ、オヨネーズのカバー「麦畑」を福田の声が入った市川のソロバージョンで披露すると、誰もが知っている東北弁の有名曲に会場は笑顔に包まれた。続けて8月にリリースされた新曲「石狩ルーラン十六番地」、「命咲かせて」を披露すると、声での“由紀乃コール”のかわりに、大きな手拍子でコールを表現したリズムが届けられた。
また、翌18日には、「由紀乃号」と名付けられた船山車に乗り込み、パレードに参加。出発式では「皆様、おばんでございます!」と東北弁で挨拶。「昨日今日と二日間、このお祭りに参加させて頂きますことをとても幸せに思っております。そして本当に宮古の景色は素晴らしいです。何より皆様のお人柄、優しさ、暖かさ、またお祭りにかける情熱とお一人お一人の笑顔に触れて、本当に今すごく幸せです。今日も精一杯務めさせて頂きます!」と笑顔でスピーチをすると、会場からは大きな拍手が沸き起こり熱烈な関係を受けた。煌びやかな「由紀乃号」には35名の手踊りも後を追い、ひときわ沿道の観客の目を引きながら宮古の町を練り歩いた。

「石狩ルーラン十六番地」MV

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