情熱大陸が密着取材!世界が注目するピアニスト藤田真央、ルツェルン音楽祭デビュー・ライヴの映像(Blu-ray & DVD)がリリース!
2022年夏、ヨーロッパ屈指の伝統と格式を誇るスイス「ルツェルン音楽祭」に、当時23歳の若さで招かれたピアニスト・藤田真央。その衝撃のライヴ演奏をおさめた映像が登場。
藤田真央は1998年生まれ。2019年にチャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞、世界中からさらなる注目を集める存在となったピアニストだ。
2023年2月にはテレビ番組『情熱大陸』で密着取材が放映され、さらに話題を集めている。その藤田が23歳の若さ(出演当時)で世界的な音楽祭へのデビューを果たした、その公演の映像となっている。
ルツェルン音楽祭は、1938年トスカニーニ指揮で始まり、2003年にクラウディオ・アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を創設するなど、ヨーロッパ屈指の伝統と格式を誇る音楽祭。
藤田真央は当時23歳の若きピアニストとして巨匠指揮者シャイーから大抜擢され、見事な演奏で聴衆を魅了、音楽祭の輝かしい歴史に新たな1ページを刻み込んだ。
現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団との共演とあって、ファン垂涎のコンサート映像である。
演目は、2023年に生誕150年を迎えた作曲家ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。映画やドラマなどで多く使われており、クラシック音楽ファンだけではなく広く知られる名曲だ。
アンコールには、藤田真央がバッハを演奏しており、そちらも収録されている。プログラム後半には同じくラフマニノフの交響曲第2番を収録。オーケストラの豊かな抒情性と重厚な響き、そして何と言っても藤田真央の自由な表現力ときらめく音色が聴きどころだ。
■商品概要
「ルツェルン音楽祭2022~ラフマニノフ/藤田真央&リッカルド・シャイー」
日本語帯・解説付国内盤仕様=
KKC 9803(Blu-ray)定価:5,000円(税込)
KKC 9804 (DVD) 定価:4,500円(税込)
ACCENTUS MUSIC/KING INTERNATIONAL
詳細:https://www.kinginternational.co.jp/genre/kkc-9803/
【収録曲】
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
=アンコール(藤田真央)=
バッハ(ラフマニノフ編曲):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より「ガヴォット」
・ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
≪演奏者≫
藤田真央(ピアノ)
リッカルド・シャイー(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
収録:2022年8月13日、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター、コンサート・ホール(ルツェルン音楽祭ライヴ)
【プロフィール】
藤田真央(ピアノ)
2019年6月チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞。審査員や聴衆から熱狂的に支持され、ワレリー・ゲルギエフの言葉「MAOの存在は、今回のコンクールの“サプライズ”だ」とともに、世界中に注目された。
2017年には弱冠18歳で、第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。併せて「青年批評家賞」「聴衆賞」「現代曲賞」の特別賞を受賞。2016年には浜松国際ピアノアカデミーコンクールで第1位に輝くなど、国内外での受賞を重ねている。
2019/2020シーズンは、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団と共演しロンドン・デビュー。THE TIMES紙で「藤田は素晴らしい表現力と趣味の良い感性を持っており、躍動的で雄弁な詩情と、深みのある解釈を持ちつつ、恐れを知らない大胆な表現ができる。」と大絶賛された他、ミュンヘン、ニューヨーク、モスクワ、サンクトペテルブルグ、ソウルなどでもデビュー。
2019年12月ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団日本公演で、急な代役としてチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番を共演。初めての演奏にも関わらず、瑞々しい音色、豊かな抒情性、類まれな音楽センスで、多くの聴衆を魅了。指揮者やオーケストラからも讃辞を受けた。
これまでにヴェルビエ音楽祭、ルール音楽祭、ナントのラ・フォル・ジュルネ、ジョージアのツィナンダリ音楽祭、リガのユールマラ音楽祭などに参加。今夏のヴェルビエ音楽祭での《モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会(5回)》はmedici.tvを通じで世界中に放映され、大きな注目を集めた。またユールマラ音楽祭では、マリア・ジョアン・ピリスの急遽の代役としてクローズド公演に出演し、ラトビア国立歌劇場の満員の聴衆からスタンディングオベーションで迎えられた。
2021/2022シーズンは、ミュンヘンでゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィル、エルサレムでエッシェンバッハ指揮イスラエル・フィル、ロンドンでワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・フィルなどと共演、国内でも大野和士指揮東京都交響楽団と共演するほか、3年5回にわたり行う《モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会》を日本各地で継続している。
これまでに、ワレリー・ゲルギエフ、セバンスティアン・ヴァイグレ、カーチュン・ウォン、アレクサンドル・スラドコフスキー、ワシリー・ペトレンコ、オレグ・カエターニ、リッカルド・ミナーシ、飯守泰次郎、小林研一郎、秋山和慶、大友直人、高関健、飯森範親、藤岡幸夫、山田和樹、ミュンヘン・フィル、マリインスキー歌劇場管弦楽団、国内の主要オーケストラ等と共演。
最新CDはレコード芸術誌で特選盤になった『ショパン:スケルツォ/即興曲』(ナクソス)。『題名のない音楽会』『報道ステーション』などメディア出演も多い。
1998年東京生まれ。東京音楽大学卒業。
ロームミュージックファンデーション奨学生。江副記念リクルート財団第 49回奨学生。
2020年、有望な若手に贈られる「第21回ホテルオークラ音楽賞」「第30回出光音楽賞」を受賞した。