日本を代表するジャズ/フュージョン レーベル「ELECTRIC BIRD (エレクトリック・バード)」 歴史に名を刻んだ数多くの名盤から、第2弾27タイトルが2022年11月9日(水)配信開始
日本を代表するジャズ/フュージョン創世記の最重要レーベル「Electric Bird (エレクトリック・バード)」 。“世界に通用するフュージョン・レーベルを!”を掲げて、70年代後半にキングレコードから誕生したレーベルであり、当時、担当プロデューサーの采配により、日本主導で日本、そしてニューヨークの著名かつ魅力的なアーティストを次々と輩出し、最先端のフュージョン・サウンドで世界をアッと驚かせ、音楽界で「日本にエレクトリック・バードあり」と注目を得たのである。
そのエレクトリック・バードの膨大なカタログのうち、第2弾27タイトルが2022年11月9日(水)より配信開始となる。
東芝からキングレコードに移った”ブルーノート”レーベルの編成に追われていた1977年のある日、私は当時のキングレコードの社長、町尻氏に呼ばれ、次のような話を受けた。「実は、今ニューヨークで活躍しているギタリスト、増尾好秋から、あるオファーを受けている。彼は現在NYの一流ミュージシャンと共にジャズ/フュージョンのアルバムを制作中である。完成時にはぜひキングから発売してほしいとの事。キングはいずれ世界に通じる作品創りを目指すつもりだった。増尾の作品をきっかけに、レーベルを新設し、出来れば世界でも発売出来るようにしたい。そこで君に増尾の作品を一緒に完成させて、その後優秀な
日本人のアーティストを発掘して世界のフュージョン・レーベルにしていって欲しい。レーベル名は、フュージョン・サウンドはエレキ楽器が多いのと、世界に羽ばたく、という意味で “エレクトリック・バード(EB)”にしたい」という話(というより辞令)であった。あまりにも突然の社長からの申し出に、そんな大役が私に果たせるのか、という不安と同時に、あこがれの制作が出来るという期待感が入り混じった。
私はそれまでに、“20世紀レコード”、“コンテンポラリー” “CTI ” 、“ブルーノート”などの編成業務を5年間担当しており、多くの評論家の先生方、専門誌や新聞社そして放送局の皆様に応援していただいていたし、制作を始めるにあたって、そういった方々のお助けを受ければ何とか頑張っていけるか、とポジティブな考えを持つことにした。しかし、そういった方々を納得させる作品を作っていかなければならない。
かくして1977年11月、増尾の「セイリング・ワンダー」を無事完成させ、翌78年、エレクトリックバード・レーベルの記念すべき第一弾として発売することになった。
幸運にも大ヒットとなり幸先の良いスタートがとれたのである。難しいのは第二弾である。これが失敗するとレーベル継続が困難になってくる(第三弾も同様だが)。
そこで、当時まだ大学生であった、本多俊之に目を付けた。私はジャズの編成をやっていた時、ジャズのベーシストであり、評論家であった本多俊夫先生によくアルバムの解説書を依頼し、度々先生のお宅にお邪魔していた。その都度、奥の部屋から見事な音色、フレーズのアルト・サックス、フルート、ソプラノ・サックスの練習の音を耳にして感心していた。
私は迷わず俊之をEBの第二弾としてデビューさせようと決断した。一作目の増尾の作品は錚々たるNYのミュージシャンを使っていたので、それに負けじと日本に来日していたCTIで話題となった”シーウィンド”と共演させることにした。アレンジは日本のボブ・ジェームスとよばれた上田力氏にお願いした。この俊之の初リーダー作「バーニング・ウェイヴ」もベストセラーとなり、次の第三弾への運びとなった。この三作目が私とデビッド・マシューズとの運命的な出会いになろうとは当時思ってもいなかった。
EB三作目は,当時、渡辺貞夫のピアニストとして活躍していた、益田幹夫に決定。彼はルックスの良さとメローな音色が評判で”ピアノの貴公子”と呼ばれていた。
そしてニューヨーク録音となったが、益田の甘い音色と爽快感を生かすには3リズム(プラス・パーカッション)にストリングスを入れたいと思い、そこでデビッド・マシューズにアレンジをお願いしたのだ。
私はCTI担当時、ハンク・クロフォードやジョージ・ベンソンなどの作品での彼の斬新でファンキー且つ躍動感溢れるアレンジに感銘を受けており、迷わず彼を指名した。「コラソン」というタイトルになったこの第三弾もお蔭で大ヒットとなった。この作品の録音後、私はマシューズ宅に招待され、私が持参した日本酒を飲みながら長々と音楽談義に至り、飲むほどに語り合うほどに我々の音楽制作目的が一致し(簡単なことだが”楽しくて、聞き手に元気を与える音楽創り”)、これからEBに、ニューヨークのアーティスト作品も加えて行こう、という結論に達したのである。このNYシリーズが後にEBの評価を一段と高める結果となったのだ。もちろん日本人アーティストの作品創りは続いて行く。益田の次は、”四人囃子”で多くのファンを集めていた天才ギタリスト、森園勝敏が続き、クールで理知的なサウンドと、抜群のギター・テクニック満載の作品に話題が集まった。そして次に登場したのが、ニューヨークで高い評価を得ていたトランペッター、大野俊三である。彼は当時、ギル・エバンス&ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラの花形トランペッターとしてルー・ソロフと共にオーケストラの重要メンバーであった。ブリリアントで流れるような抜群のフィーリングを持ったアドリブには定評があった。
一方、マシューズとの共同作品となるニューヨーク編も1979年からスタートし、第一弾「デジタル・ラヴ」を発売し話題となった。その後、マシューズの人脈を生かし、ゴージャスな大作を作り続けることとなる。数多くの作品に参加してくれたミュージシャンは今としては信じられないほどの大物ばかり。しかもレコード会社の専属の垣根を越えて、ほとんどアルバムの全曲でプレイしてくれた。その参加してくれた大物の名を挙げると、アール・クルー、グローヴァ―・ワシントン Jr.、 デビッド・サンボーン、マイケル・ブレッカー、ランディ・ブレッカー、スティーヴ・ガッド、マーカス・ミラー、ウィル・リー、アンソニー・ジャクソン、リチャード・ティー、ジョン・トロペイ、エリック・ゲイルなどなどである。今回の“エレクトリック・バード“52タイトルの各アルバムで彼らの絶頂期のプレイが堪能できるので、どうか楽しんでいただきたい。
エレクトリック・バード・プロデューサー(1977年~1989年)
Sep. 2022 川島重行
※2014年時に川島氏執筆の寄稿文をご本人の許可のもと、アレンジ、転載いたしております。
第2弾アルバム27タイトルリスト
■「パッション・フルーツ」
ロニー・キューバー ウィズ・ジョージ・ベンソン
名バリトン・サックス奏者の名作。ジョージ・ベンソンも参加!!
録音: Clinton Studio, N.Y., Feb. 28 & Mar. 1, 1985
(オリジナル発売:1985年)
<パーソネル> ロニー・キューバー(bs)/ ジョージ・ベンソン(g)M-1, 4 / ジョージ・ワディニアス(g)/ リチャード・ティー(el.p)/ ロブ・マウンジー(syn)/ ウィル・リー(b)/ デイヴ・ウェックル(ds)/ サミー・フィガロア(perc)/ マノロ・バドレナ(perc)
■「ピン・ポイント」
ロニー・キューバー ウィズ・デビッド・サンボーン
デビッド・サンボーンも参加。売れっ子バリトン・サックス奏者の力作!!
録音: Soundtrack Studio, Nov.21 & Dec.9, 1985, N.Y.C
(オリジナル発売: 1986年)
<パーソネル> ロニー・キューバー(bs)/ デビッド・サンボーン(as)/ ジョージ・ワディニアス(g)/ ロブ・マウンジー(key)/ ウィル・リー(b)/ スティーヴ・ガッド(ds)/ スティーブ・ソーントン(perc)
■「ゴッタ・キープ・マイ・アイ・オン・ユー」
サタデイ・ナイト・ライヴ・バンド
伝説のテレビ番組のハウス・バンドによる、飛びきりファンキーな作品
録音:Record Plant Studios, N.Y.C / Secret Sound Studio 1983
(オリジナル発売: 1983年)
<パーソネル> [サタデイ・ナイト・ライヴ・バンド] トム・マローン(tb, ts, tp, flh)/ ルー・マリーニ (as)/ ロニー・キューバー (bs)/ ローレンス・フェルドマン(ts)/ アラン・ルービン(tp, flh)/ ジョージ・ワディニアス(g)/ レオン・ペンダービス(p, el.p, syn)/ レイ・チュー(p)/ 二―ル・ジェイソン(b) / バディ・ウィリアムス(ds)
■「ハナレイ・ベイ」
ルー・ソロフ
MJQ の名トランペッターの初めてのリーダー・アルバム!!
録音: Clinton Studio, N.Y., Mar. 4, 1985
(オリジナル発売: 1985年)
<パーソネル> ルー・ソロフ(tp, flh)/ ギル・エバンス(el.p)/ ピート・レヴィン(syn)/ ハイラム・ブロック(g)/
マーク・イーガン(b)/ アダム・ナスバウム(ds)/ ケンウッド・デナード(ds)M-5 / マノロ・バドレナ(perc)
■「イエスタデイズ」
ルー・ソロフ
エルビン・ジョーンズも参加。名トランペッター渾身のジャズ・アルバム!!
録音: Clinton Studio, N.Y., Sep. 15 & 16, 1986
(オリジナル発売: 1986年)
<パーソネル> ルー・ソロフ(tp)/ マイク・スターン(g)/ チャーネット・モフェット(b)/ エルビン・ジョーンズ(ds)
■「マイ・ロマンス」
ルー・ソロフ
ギル・エヴァンスに捧げる、名トランペッター渾身の作品!!
録音 Clinton Studio, N.Y., Sep. 18 & 19, 1986
(オリジナル発売: 1988年)
<パーソネル> ルー・ソロフ(tp)/ ジャニス・シーゲル(vo)/ ピート・レヴィン(syn)/ ギル・ゴールドスタイン(p, syn)/ マーク・イーガン(b)/ ダニー・ゴットリーブ(ds)/ アイアート・モレイラ(perc)/ エミリー・ミッチェル・ソロフ(harp)
■「チャント」
ジョージ・ヤング
MJQ のオリジナル・サックス奏者の、貴重な初リーダー作!!
録音: Clinton Studio, N.Y., Mar. 5, 1985
(オリジナル発売: 1985年)
<パーソネル> ジョージ・ヤング(ts, as, ss, sopranino, fl, b.fl)/ ルイス・デル・ガットー(ts, ss, fl)/ ジョン・トロペイ(g)/ パスクアル・プラッタ(p)/ ピーター・フィリップス(DX-7)/ トニー・マリーノ(b)/ グラント・ジャレット(ds)/ ルーベンス・バッシーニ(perc)/ スー・エバンス(mallets, perc)/ サミー・フィガロア(cga, perc)/ ウォーレン・バーンハート(el.p):M-3
■「ザ・レーサー」
ロニー・フォスター
名キーボード奏者のジャジーでファンキーなソロ・アルバム!!
録音: YAMAHA R+D Studios, Los Angeles
(オリジナル発売: 1986年)
<パーソネル> ロニー・フォスター(key, Vo)/ ジョナサン“フット”モフェット(ds)/ ポリーニョ・ダ・コスタ(perc) 他
■「ナイト・ブリーズ」
ボビー・ライル・トリオ
名ピアニストのスーパー・テクニックが炸裂するファンキーな名作!!
録音: MAD HATTER STUDIOS,L.A.,Nov. 18, 1985
(オリジナル発売: 1987年)
<パーソネル>
[ボビー・ライル・トリオ] ボビー・ライル(p)/ スタンリー・クラーク(ac.b , el.b)/ アレックス・アクーニャ(ds)
[スペシャル・ゲスト] レニー・キャストロ(perc):M-1,6,7
■「フィンガー・ダンシング」
増尾好秋 ウィズ・ヤン・ハマー
当時マハヴィシュヌ・オーケストラでの活動や、ジェフ・ベックとのコラボレーションでジャズとロック両分野
での地位を確立していたヤン・ハマーとの伝説のライヴ録音!
録音: Yubin Chokin Hall, Tokyo, Japan, Oct.15 & 16, 1980 / King Records Studio, Oct. 19~21, 1980
(オリジナル発売: 1981年)
<パーソネル> 増尾好秋(el.g) / ヤン・ハマー(key) / ラッセル・ブレイク(el.b) / トニー・シントロン Jr.(ds)
■「バーニング・ウェイヴ」
本多俊之
21 歳の俊英、本多俊之がL.A.の人気グループ“シーウィンド”をバックに作った記念すべき初リーダー・アルバム。
録音:Media Studio & King Records Studio Apr. 22,25,29,1978
(オリジナル発売: 1978年)
<パーソネル> 本多俊之(as,ss,fl,a.fl) / ボブ・ウィルソン(ds,perc) / ポーリン・ウィルソン(vo) /
ラリー・ウィリアムズ(key,perc) / ジェリー・ヘイ(tp,flh,他) / ゲイリー・ハービッグ(ts,as,a.fl) / 他
■「スパニッシュ・ティアーズ」
本多俊之&バーニング・ウェイヴ
フレディー・ハバード、森園勝敏をゲストに迎え、自ら作曲、編曲、プレイの三役をこなした力作。
当時の東芝ラジ・カセ TV-CF テーマ曲「アイ・ネヴァー・フォーゲット」収録!
録音: King Records Studio, Japan, Sep. & Oct. 1980
(オリジナル発売: 1981 年)
<パーソネル> 本多俊之(as,ss,fl)
[バーニング・ウェイヴ] 野力奏一(el.p,ac.p,他)/井上哲也(el.b)/平山恵勇(ds)/帆足哲昭(perc)
[ゲスト・アーティスト] フレディ・ハバード(tp)/森園勝敏(el.g)/奥平真吾(ds)/上田 力(horn, strings arr,cond)
■「バッド・アニマ」
森園勝敏
伝説のバンド、四人囃子やプリズムで活躍したギタリスト、森園勝敏の初リーダー作。
録音: King Records Studio, 14~30 oct. 1978
(オリジナル発売: 1978年)
<パーソネル> 森園勝敏(el.g,ac.g,vo,他) / 久米大作(ac.p,el.p,,他) / 中村哲(ts,ac.p,他) /
伊藤幸毅(mini moog,polyphonic syn,他) / 秋元良一(el.b) / 小原礼(el.b) / 相良宗男(ds,perc) /
村上“ポンタ”秀一(ds,syn.ds) / マック清水(perc) / 他
■「クール・アレイ」
森園勝敏
ジム・ケルトナー、ハーヴィー・ニューマーク、ラリー・ネクテルをリズム・セクションに迎えた森園勝敏のL.A.レコーディング!
録音: KENDUN RECORDERS, Burbank, California (June 4 thru June 14 1979)
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル> 森園勝敏(el.g,vo) / ジム・ケルトナー(ds) / 中村哲(fender rhodes,他) / ラリー・ネクテル(ac.p) / ハーヴィー・ニューマーク(f.b) / マック清水(perc) / 中村裕美子(back vo) / チャック・フィンドレイ(tp) / オリー・ミッシェル(tp) /他
■「オパ!コン・デウス」
本多俊之
セルジオ・メンデス&ブラジル’88 の主要メンバーを迎えての、しなやかでホットなブラジリアン・フュージョン!
俊之のパワフルなサックスがメロウに燃える!!
録音: Media Studio & King Records Studio Dec.1978~Jan.1979
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル> 本多俊之(as,ss,fl,al.f) / オスカー・カストロ・ネヴィス(ac.g,他) / デビッド・アマロ(el.g,vo) / ウォーレン・ジャイアンカテリーノ(el.b) / アラン・ディアツ(ds,perc,vo) / 益田幹夫(ac.p,el.p) / 上田 力(key,arr,cond) / 他
■「イージー・ブリージング」
本多俊之
本多俊之が初めて自分のバンド、自分のアレンジでL.A.レコーディングに挑戦した意欲作!シーウィンド・ホーンズ参加
録音: 27 Sep. ~12 Oct.1979 King Records Studio, Japan
22 Oct.~ 27 Oct.1979 at KENDUN RECORDERS Burbank L.A.
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル> 本多俊之(as,ts,ss,fl) / 和田アキラ(el.g) / 大徳俊幸(ac.p,他) / 渡辺健(el.b) / 奥平真吾(ds) / ジェリー・ヘイ(tp,flh) / ラリー・ホール(tp,flh) / ビル・ライケンバック(tb) / ラリー・ウィリアムス(ts,fl,ac.p) / キム・ハッチクロフト(ts,bs) / 他
■「ブーメラン」
本多俊之&バーニング・ウェイヴ
80年代初期、最強のJ・フュージョン・バンド、本多俊之&バーニング・ウェイヴが、ボビー・ブルームなどをゲストに迎えた傑作。
録音: Kitty Studio, Izu, June 2~5, 1981 / King Studio ♯2, Tokyo, June 8~13, 1981
(オリジナル発売: 1981年)
<パーソネル> 本多俊之(as,ss,ts,fl)
[バーニング・ウェイヴ] 野力奏一 (el.p,ac.p,他) / 山本拓己(el.g,vo) / 井上哲也(el.b,vo) / 平山恵勇(ds,vo) / 帆足”WHACHO”哲昭(perc,vo)
[ゲスト・ミュージシャン] ボビー・ブルーム(el.g) / 宮野弘紀(ac.g) / ジョニー・ヤンシー(el.g) / 川瀬正人(perc)
■「ジャスト・ナウ・アンド・ゼン」
森園勝敏
個性派天才ギタリスト、森園勝敏のエレクトリック・バードにおけるラスト・レコーディング!!
録音: King Records Studio & Kitty Studio 1982
(オリジナル発売: 1982年)
<パーソネル> 森園勝敏(el.g, vo)/ 野力奏一(el.p, ac.p, prophet 5, mini moog)/ 伊藤広規(el.b)/ 青山純(ds)/ マック清水(perc)/ 茂木由多加(syn & computer)/ 鈴木徹(ds)/ スージー・キム(vo)/ 中村哲(el.p, ac.p, ts, mini moog, prophet 5, hammond org)/ 秋元良一(el.b)/ 相良宗男(ds)/ ジェイダ(back vo)/ 白尾泰久(as)
■「スピリッツ」
森園勝敏ウィズ・バーズ・アイ・ヴュー
天才ギタリスト、森園勝敏がソウルフルなボーカルも披露した、ポップ/フュージョン・サウンドの魅力溢れる傑作品!!
録音:King Records Studio, Feb.- Apr. 1981
(オリジナル発売: 1981 年)
<パーソネル> 森園勝敏(el.g, el.b, perc, kalimba, marimba, vo)/
中村哲(el.p, ac.p, mini moog, prophet 5, hammond org, ts)/ 秋元良一(el.b)/ 相良宗男(ds)/ マック清水(perc)/ ジェイダ(back vo):M-1, 2, 8 スージー・キム、舘野江里子、菊谷淳子
■「エスケープ」
森園勝敏ウィズ・バーズ・アイ・ヴュー
森園勝敏のサポート・グループ、バーズ・アイ・ヴューのメンバーたちと作ったポップ・ロック・アルバム。
録音:Kitty Studio, Mar. 11-17 & King Records Studio, Mar.31-April 5, 1980
(オリジナル発売: 1981年)
<パーソネル> 森園勝敏(el.g,vo) / 中村哲(key,ts,as) / 白尾泰久(saxes) / 秋元良一(el.b) / 鈴木徹(ds) / 相良宗男(ds) / マック清水(perc) / 中村裕美子(back vo) / 加藤高志とストリング・アンサンブル
■「コラソン」
益田幹夫
デビッド・マシューズのストリングス・アレンジに乗って、洗練されたタッチが光る益田幹夫のエレクトリック・バード第 11弾!
録音:Electric Lady Studio, N.Y., Nov.11~18, 1978
(オリジナル発売: 1979 年)
<パーソネル> 益田幹夫(ac.p,el.p,clavinet,他) / アンソニー・ジャクソン(el.b) / バーナード・パーディー(ds) /
サミー・フィガロア(perc) / ラニ・グローヴス(back vo) /ディヴァ・グレイ(back vo) / 他
■「ゴーイング・アウェイ」
益田幹夫
キーボードのプリンス、益田幹夫がN.Y.のトップ・ミュージシャン達と完成させたメロウなポップ・フュージョン!
録音: A&R RECORDING INC., N.Y., July 9~14, 1979
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル> 益田幹夫(ac.p,el.p,他) / マイケル・ブレッカー(ts) / ジョン・トロペイ(el.g,ac.g) /
ジョージ・ワディニアス(el.g) / リチャード・レズニコフ(el.g) / ウィル・リー(el.b) / 他
■「クォーター・ムーン」
大野俊三
バイタルなポップ・サウンド! きらめく色彩感! 実力派トランぺッタ―、大野俊三の N.Y.録音!!
録音:Electric Lady Studio, N.Y., May. 20~29, 1979
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル> 大野俊三(tp,mini moog,solina) / カーター・ジェファーソン(ts,ss) /
オナージェ・アラン・ガムス(el.p,ac.p,他) / ケニー・カークランド(el.p,ac.p,他) / ジェフ・レイトン(el.g) /
T.M.スティーヴンス(el.b) / マーカス・ミラー(el.b) / ヴィクター・ルイス(ds) / 他
■「アンターレス」
大野俊三
マーカス・ミラー、ケニー・カークランドなど、豪華ミュージシャンも参加のエレクトリック・バード第二弾アルバム。
録音: A&R Studio , Feb. 21~29, 1980
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル> 大野俊三(tp,flh,recorder) / マーカス・ミラー(el.b) / ロバート・アロン(ts,fl) /
ケニー・カークランド(el.p,ac.p,clavinet) / ケルヴィン・ベル(el.g) / ウェイン・ブラズウェイト(el.b) /
ロニー・ブラージ(ds) / エドワード J.T.ルイス(ds) / 他
■「マンハッタン・ブルー」
大野俊三
6 年半暖めたアイディアとプレイ・テクニックが一気に爆発!マイク・スターンなど大物ゲストが参加。
録音:Clinton Studio, N.Y., Nov. 5, 6 & 7. 1986
(オリジナル発売: 1987年)
<パーソネル> 大野俊三(tp, flh) / マイク・スターン(g) / ケニー・カークランド(ac.p,syn) /
ギル・ゴールドスタイン(syn) / ピート・レヴィン(synth) / ダリル・ジョーンズ(b) / ヴィクター・ルイス(ds) /
スティーヴ・ソーントン(perc)
■「ファー・イースト・エクスプレス」
清水靖晃
マライア・メンバーであるサックス奏者、清水靖晃の2ndソロアルバム。
スムースなフュージョングルーヴ” Heart Church”、ソウルフルなグルーヴナンバー
” Summer Time”, JAZZYでファンキーにカバーした”Day Tripper”など収録。
録音:Electric Lady Studios, N.Y. 19-27 July 1979
(オリジナル発売: 1979年)
<パーソネル>ウランダ・マックラフ, ヴィヴィアン・チェリー, イヴォンヌ・ルイス(back vo) /
アンディ・ニューマーク(ds) / トニー・レヴィン(el.b) / ジョー・カロ(el.g) / スー・エヴァンス(c) /
クリフォード・カーター(ac.p,el.p,synth [Oberheim, Mini Moog]) / ジョージ・ヤング(as) / 清水靖晃(ts,perc) /
ルー・ソロフ(tp,ptp)
■「ベルリン」
清水靖晃
マライアのメンバーも参加した清水靖晃の3rdソロアルバム。シンフォニックな”光と影”、
唯一の自身のヴォーカル入りのナンバー”キリストの呪文を砕け”、不穏なシンセサイザーの”鉄の壁”、アブストラクト・ジャズな
“ゼップ”など一筋縄ではいかないサウンドを展開した一大コンセプト・アルバム。
録音:King Records Studio,Onkio Haus,KRS Studio
(オリジナル発売: 1980年)
<パーソネル>清水靖晃(ts,as,ss,bs,cl,vo,perc) /
笹治正徳(profet 5,overheim,mini moog,el-p,ac-p&others) / 土方隆行(el-g):M-3 /
渡辺モリオ(el-b):M-3 / 濱瀬元彦(el-b):M-7 / 山本秀夫(ds,perc):M-3,6,7 / 村川ジミー聡(back vo,) /
中沢健次(tp) / 荒木敏男(tp) / 横山均(tp):M-6 / 鍵和田道男(tb) / 内田日富(tb) / 川島茂(b-tb) /
大野ストリングス(str.):M-6