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ENVii GABRIELLA 真夏の夜に魅せたエンガブ流エンターテインメントの集大成!全国ツアーファイナルレポート

YouTubeの登録者数は20万人以上。「エンガブ」の愛称で親しまれ、今や音楽のみならず、総合的なエンターテインメントを展開するオネェユニットENVii GABRIELLAが、8月26日(土)に、東京の恵比寿LIQUIDROOMで全国ツアーのファイナル公演を行った。全国6都市を回ったツアーの集大成とも言える最終日のチケットはソールドアウトとなり、急きょ生配信も実施。今回は、真夏の夜に全国のエンガブファンが熱狂した『LIVE TOUR 2023 ENGABASIC』のファイナルの模様をレポートする。

開演時間の18時、ライブの始まりを告げるSEが流れると、まずは4人のダンサーが登場。続いて、エンガブの3人がステージに上がると、会場を埋め尽くした「GAVii」と呼ばれるエンガブファンから大歓声が上がる。ライブはまず、今年4月リリースのシングル曲「APHRODITE」でスタート。「B&G」、「Dystopia」へと続き、再び「APHRODITE」に戻るというライブオリジナルアレンジのメドレーで、オープニングから会場内には歓声とクラップが響き渡る、まさにファイナルに相応しい幕開けとなった。

続いて、Kamusがソロでのダンスパフォーマンスで盛り上げると、会場にはTOKYO FMのラジオ番組「Blue Ocean」のジングルが鳴り響き、パーソナリティ住吉美紀による、この日のために収録されたオリジナルのラジオ番組が流れはじめる。大のエンガブ好きで知られる住吉から、ラジオDJ風に紹介された次の曲は『オリビアを聴きながらを聴きながら』。オレンジの照明に照らされながら、TakassyとHIDEKiSMがベンチに座ってしっとりと歌い上げ、夏の終わりを感じさせるパフォーマンスとなった。

そして、最初のMCパートへ。自己紹介後、「どこから来たの?」と客席に問いかけると、北は北海道、南は沖縄からGAViiが駆けつけていることが分かった。配信もあったものの、ツアーファイナルは会場で見届けたいという期待値とGAViiの熱量の高さが感じられる一幕だった。

そんな会場とのやり取りを続けながら、次のトークコーナーへと突入。GAViiから寄せられた「東京の穴場スポット」を紹介するという企画だったのだが、こうした2WAY企画をライブ演出に盛り込むあたりが、なんともエンガブらしい。麻布十番のかき氷、神楽坂の豆腐屋から板橋の縁切りの木まで、様々な情報が飛び出すなか、要所要所で会場のファンと直接会話のやり取りができるのは、声出し解禁後のライブならでは。ラジオやYouTubeの企画に通ずるようなこうしたトークコンテンツも、エンガブのライブを彩る重要な要素となっていた。

次のブロックは、振り付け講座を経て『BL』でスタート。キャッチーなサビと分かりやすい振り付けで、会場全体に一体感が生まれる。続いて披露されたのは、90年代のJ-POPヒット曲のタイトルが散りばめられた歌詞が印象的な「90’s」。そして、情熱的なフラメンコ調のギターアレンジが映える「Moratorium」へと続く。「Moratorium」では、独特なリズムのGAViiによるクラップ、そして、サビで左右に手を振る景色が圧巻だったのだが、Kamusもダンスパフォーマンスでそれに応え、会場をさらに盛り上げた。

ここで前半戦が終了となり、再び住吉美紀による会場限定のオリジナルラジオ番組が流れると、大きな歓声とともにタイトな黒の衣装へとチェンジした3人が登場し、「PAY ME」で後半戦がスタート。さらに「SLAY」、「Sorry Not Sorry」という4つ打ちのクールなダンスナンバーが続いていき、ラップパートやセクシーなダンスも印象的なブロックとなった。

続いて、黒のスーツ姿に衣装チェンジした4人のダンサーが再び登場すると、間髪入れずに次のブロックへと突入。「Toxygen」、「The Crown」、「CABARET」といった壮大なアレンジのダンスチューンが続いていく。シンクロする7人のダンスもさることながら、重低音に合わせたGAViiによるクラップが気持ちいいほどそろっていたのも印象的。後半、連続で披露されたこのダンスナンバー6曲で、会場のボルテージも最高潮に達したようだった。

そして、本編最後の1曲は「Symphony」。Takassyがこの曲を作った時はまさにコロナ禍真っ只中。いつの日か、GAViiの歌声が加わることで完成するようにと、願いと思いを込めた1曲だ。Takassyが「今回のツアーを通じて、大きな曲へと成長してきた。そして、今日ここでこの曲を完成させたい」と語ると、この日一番の大歓声が上がる。歌う前には「♪WOW、WOW~」というコールの練習をしたのだが、その時点でGAViiの歌声は完璧。まさに、集まった全員がこの日にこの場所でこの曲を一緒に歌うことを待ち望んでいたかのようだった。実際に、曲の後半で、HIDEKiSMのハイトーンボイスとGAViiのコールが重なった瞬間には何とも言えぬ昂揚感が会場を覆ったほどだ。「Symphony」という楽曲が、真の意味で完成した瞬間を全員が噛み締めていたに違いない。

しかし、この日のライブはこれだけでは終わらない。余韻に浸る間もなく、すぐさまアンコールの声が上がる。黒のツアーグッズTシャツに着替えた3人が登場すると、「サビだけメドレー」という何とも贅沢なメドレーでアンコールがスタート。「あなたが私を綺麗にする訳じゃないの」、「AMNESIA」、「Lonely Burning Boom Boom Night」、「ハッピーハッピーウェイウェイドンチー」といった人気曲4曲のサビ部分だけの畳み掛けは相当なパンチ力があった。

そして、エンガブの代表曲とも言える『豪華ネェサン』へ。この曲でも完璧なコール&レスポンスで、この日一番の一体感を再び更新。続く「High Heels」では、エンガブから感謝の気持ちを込めた「お土産」ということで、動画撮影がOKに。GAViiが掲げた数多くのスマホの画面越しに映し出されるステージの様子と照明の演出が絶妙にマッチして、多幸感に満ち溢れた空間となっていた。

続く告知タイムでは、既に発表されていた9月のサンリオピューロランドでのライブに加えて、10月にライブイベント「MXロック祭り」に出演すること、さらに、12月には日本橋三井ホールでスペシャルライブを行うことが発表された。これには、GAVii達も歓喜。今回のツアーは間もなく終わりを迎えるが、またすぐに会えることを約束し、確認し合った形だ。

ここからは、いよいよ最後のMCパートへ。Kamusが「エンガブはまだまだ大きくなっていくので、乗り遅れないように」と語ると、HIDEKiSMがこの日のライブを振り返り、「この景色を見るために、ここまでやってきたんだと思う。みなさんの日々の活力になれるようなエンターテインメントをこれからも届けていきたい」と宣言。Takassyが語った「ツアーはファイナルを迎えるが、今日は次のスタートの1日になったと思う」という言葉も印象深かった。そして、アンコールの最後は「オワッテンネ」。ここでも再び、GAViiによる完璧なコールが曲を完成形へと導き、「LIVE TOUR 2023 ENGABASIC」は最高のフィナーレを迎えた。

ライブが後半に進むにつれ、次々とその日一番の盛り上がりを更新し続け、エンガブとGAViiとの絆の深さを何度も何度も感じさせてくれたアツい真夏の一夜。会場と配信で観ていた多くのGAViiにとって、忘れられない夜になったことだろう。


◾️セットリスト
1. APHRODITE
2. B&G
3. Dystopia
4. オリビアを聴きながらを聴きながら
5. BL
6. 90’s
7. Moratorium
8. PAY ME
9. SLAY
10. Sorry Not Sorry
11. Toxygen
12. The Crown
13. CABARET
14. Symphony
15. あなたが私を綺麗にする訳じゃないの
16. AMNESIA
17. Lonely Burning Boom Boom Night
18. ハッピーハッピーウェイウェイドンチー
19. 豪華ネェサン
20. High Heels
21.オワッテンネ

◾️セットリストプレイリスト公開中

各配信サイトはこちら
https://engab.lnk.to/0826

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