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シアトリカルなパフォーマンスやサウンドで 魅力満載の”ガレージシャンソンショー” 1st&2ndアルバム2作同時に配信スタート

今から約20年前にリリースされた、山田晃士佐藤芳明からなるシャンソン、カンツォーネなどの欧州の伝統歌唱音楽をベースに奇想天外なサウンド、パフォーマンスを表現する二人ぼっちユニット「ガレージシャンソンショー」(略して”ガレシャン”)の初期作品である1stと2ndアルバムの配信がいよいよ解禁される。
以下、この度の配信に際してメンバー山田、佐藤の二人からそれぞれのアルバムについて現在の視点からの解説、さらにはそれぞれから配信に際してのスペシャルコメントが届いた。

山田晃士 作品解説

■ガレージシャンソンショー
ロック歌手・山田晃士とクラシック&ジャズ蛇腹弾き・佐藤芳明が、ふたりぼっちでその音楽世界を屹立させる事を念頭に置き、結成されたガレージシャンソンショー。
ファーストアルバムは“他に誰もこんな事やってねえだろう!”という勢いに溢れた、荒削りながらも生々しいLIVEなアルバムです。
時代性の無い音なので、古めかしさは感じないかも。
つまり、現在のガレシャンも大して変わっちゃ居ないと言う訳。その原石がここにあります。

■狂歌全集
前作の世界観をより過剰に表現したセカンドアルバム。ハードに仕上がりました。
録音物としての音像にも欲を出し始めましたが、それも味付け程度、基本は生演奏。
クリックも使わず、せーの!で録音するやり方は、ファーストアルバム同様、昔のロックバンド宛ら。どの曲も3テイク以上は録ってないんじゃないかな?
作詞家としては、『灯り窓』『夜会服で』辺りの、女性目線のドラマを書く事に挑戦してみました。上手くいったと思います。

山田晃士 メッセージ

より手軽に、お気軽に、聴きたい音楽を手に入れられる時代。
入るのは簡単でも、中々抜け出せない、そんなガレシャンになれたら良いな。
キングレコードさん、よくぞこんなグループをメジャーでリリースしてくれました。
merci beaucoup.

佐藤芳明 作品解説

■ガレージシャンソンショー
もはや記念碑的な処女作にして、既に確立された退廃的な毒々しさと濃厚さと疾走感。
生ぬるい世間にモノ申すかの様な、若かりし当時のトガった根拠のない自信が伺えるのが、我ながら面白くもあり、恥ずかしくもあり。

■狂歌全集
前作を更に煮詰めた劇薬仕様。
録音技師T氏による悪戯ならぬ秘技も各所にちりばめられ、ライブだけでは味わえない録音物ならではの濃厚な味わいに舌鼓を打ったり打たなかったり。

佐藤芳明 メッセージ

2003年、奇妙な格好をした歌とアコーディオンの
”ふたりぼっちユニット”によるアルバムを2枚も世に出して下さったキングレコード様には感謝してもしきれないワケでありますが、リリースから20年の時を経て再びこの様な形で皆様にお目にかかれますこと、心より嬉しく存じます。
過去の作品とはいえ、我々の”毒”は今と何ら変わることなく存分に注がれているワケですから、存分に浴びて、存分に毒されていただけましたら、我々にとってそんなシアワセなことはございません。

Release Information

ガレージシャンソンショー (1stアルバム)

Track List
1. いざ進めよ、いばらの道を
2.ななかいのバラジョー
3.苔のむすまで
4.流浪の朝謡
5.L‘amour
6.花のかんばせ
7.トモダチ狂騒曲
8.素晴らしきプチブルジョア
9.フラミンゴブールヴァード
10.幕切れはひとり
11.ひまわり

配信URL:https://lnk.to/garagechansonshow

狂歌全集 (2ndアルバム)

Track List
1.テアトル蟻地獄
2.陽はまた昇る
3.名も無きマチネ
4.求人広告と飲みかけのエスプレッソ
5.平成エレジー
6.灯り窓
7.神頼みのチャチャチャ
8.モノローグ劇場
9.夜会服で
10.サーカスサーカス
11.愛の詩

配信URL:https://lnk.to/kyokazensyu

Profile

生粋のバンドマンであり、そして歌手でもある
山田晃士。
その歌手の部分で何の束縛も制約もない“剥き出しの歌”に立ち返る事が出来る場所が
佐藤芳明とのユニット【ガレージシャンソンショー】なのである。

伝統としてのアコーディオン音楽に、敬意を払いながらもその保守的な姿勢に疑問を抱く佐藤芳明。
革新的で 過激なアコーディオン奏者としての自分を追求できる場所が
山田晃士とのユニット【ガレージシャンソンショー】なのである。

図らずも2人は、96年当時、山田はアルバム『モノローグシアター』録音の為、
佐藤はDaniell Mille氏に師事する為、パリに在住していたという経歴を持つ。
【ガレージシャンソンショー】という名の由来は、そんな2人の欧州文化に憧れつつも
それを悟られぬ様に皮肉ってしまう、といったややひねくれた天の邪鬼的性質の表れである。
実のところは、本物のシャンソニエの方々にお叱りを受けやしないかビクビクしている毎日。
いや、お叱りを受けたいのかもしれない。

2001年 Vo.山田晃士とAcco.佐藤芳明からなるふたりぼっちユニット【ガレージシャンソンショー】を結成
ライブ活動の他、芝居への出演やダンスとのコラボレーションなど活動の場を広げる
2003/09/26 キングレコードより1stアルバム「ガレージシャンソンショー」リリース
2005/05/25 キングレコードより2ndアルバム「狂歌全集」リリース
2006年7月 一度活動を休止するも、2013年より、ゆるゆると活動を再開
2016/10/13 3rdアルバム「13~treize~」リリース
2017/10/13 初のDVD「LIVE13~treize~」リリース
2022/08/20 ザッハトルテ・黒色すみれ・チャラン・ポ・ランタンの小春、もも・蜂鳥あみ太=4号を客人に迎えた4thアルバム「異父母兄弟 異父母姉妹」リリース

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