菊地成孔×岩澤瞳“第二期” SPANK HAPPY、幻の未発表曲「ethic」デジタルリリース
誕生から20年を経てリリースされる新曲は今聴いても新鮮な魅力を持った必聴のナンバー
菊地成孔・岩澤瞳による“第二期”SPANK HAPPYの未発表音源2曲が、本日デジタルリリースされた。
2003年リリースのアルバム『Vendôme, la sick KAISEKI』 に収録予定だった未発表曲「ethic」 と、シングル『普通の恋』に収録されている楽曲「フロイドと夜桜」の別MIX ver. の2曲が収録されたデジタルシングルとなっている。
新曲「ethic」は、菊地成孔が井上陽水氏による楽曲「背中まで45分」 にインスパイアを受け、アルバム 『Vendôme, la sick KAISEKI』 制作期間中にレコーディングスタジオにて数時間で作曲した楽曲。二期SPANK HAPPYの特徴である岩澤瞳の儚く透き通った歌声と、官能的で洗練されたメロディを堪能できるミドルバラードで、今回のリリースにあたって、その世界観を表現したジャケットアートワークも新たに制作された。
SPANK HAPPYは1992年に活動をスタートし、岩澤瞳をボーカルにむかえて菊地成孔とのデュオスタイルで活動していた2001年~2004年を “第二期” としている。昨年、還暦をむかえた菊地成孔の 「還暦フェア」 の一環としてSPANK HAPPYのアルバム・シングルが一挙配信開始となったが、今回はその際に発掘されたアウトテイクのリリースとなる。
”埋蔵音源”のリリースにあたって、菊地成孔はデジタルシングルでのリリースに至った経緯と、当時の制作背景も含めた解説コメントを発表。「ethic」が岩澤瞳の最後のレコーディング音源でもあるという事実も明らかにしている。
さらに、4月12日(金)に代官山UNITにて開催される、“第二期” SPANK HAPPYの楽曲のみをDJプレイするイベント、『セカンド・スパンクハッピー・レトロスペクティヴ』 でも「ethic」の披露が予定されている。
音楽業界やアーティストにも多くのフォロワーを持ち、聴く人の心を掴んでやまないSPANK HAPPY。サブスクリプション解放の際にも各所で大きな話題を呼んだが、誕生から20年を経てリリースされる新曲も今聴いても新鮮な魅力を持った必聴のナンバーになっているので、ぜひ楽しんでいただきたい。
Information
ethic c/w フロイドと夜桜 (sweet voices mix)
配信日:4月10日
収録内容:
01. ethic
作詞・作曲・編曲:菊地成孔
MIXエンジニア:花守コウ(新音楽制作工房)
アートワーク:田島浩一郎
02. フロイドと夜桜 (sweet voices mix)
作詞・作曲:菊地成孔
編曲:Polymoog
https://lnk.to/ethic_SPANKS
菊地成孔「ethic」解説コメント
https://ch.nicovideo.jp/bureaukikuchi/blomaga/ar2189696