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「KING Jazz RE:Generation」第8期 (海外ミュージシャン編 後篇) 17作品が5/28(水)よりサブスク/配信化決定

「KING Jazz RE:Generation」第8期 (海外ミュージシャン編 後篇) 17作品が5/28(水)よりサブスク/配信化決定

キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ「KING Jazz RE:Generation」第8期(海外ミュージシャン編 後篇)18作品のサブスク/配信化が決定した。
配信に際し、監修者尾川雄介氏コメントが寄せられている。

尾川雄介 (UNIVERSOUNDS)コメント

「KING Jazz RE:Generation」

日本のジャズが世界的に注目されるようになって久しい。 “和ジャズ”という言葉を頻繁に耳にするようになったのは2000年代初頭だろうか。和ジャズの“和”とは、日本を意味する“和”と昭和の“和”をかけたもの。ちなみに『ジャズ批評』で<和ジャズ特集>が組まれたのは2006年、『和ジャズ・ディスク・ガイド』が出版されたのは2009年のことである。日本人ならではのサムシングを内包したジャズ。日本的な旋律を持った曲や和楽器を起用した曲はもとより、日本の風土や文化をテーマにした作品、また録音された時代背景を色濃く映した作品などが注目を集めるようになったのだ。
この時期からアナログやCDの再発が堰を切ったようにどんどんリリースされ、アーカイヴ化も進む。より体系的で深い理解をもって日本のジャズを(再)評価する気運が高まったのである。この高まりは海外にも飛び火した。クラブ・ミュージックとして日本のジャズに対する素養があったイギリスはもちろん、その他のヨーロッパ各国、アメリカ、中国、韓国、オーストラリアと、波紋は世界中に広がった。そして昨今では、日本のジャズが発展した経緯や土壌にまで興味や考察は及んでいる。日本のジャズ全体が、際立ったいち文化として捉えられるようになっているのだ。

満を持して、と言って良いだろう。日本のジャズ・シーンを長きに亘り制作サイドから支えてきたレーベル、キングレコードが、これまでリリースした作品をデジタル化/配信する運びとなった。しかも、いわゆる人気作品に偏った“つまみ食い”ではなく、網羅を目指すというから頼もしい。対象期間は1956年(昭和31年)から1996年(平成8年)、実に40年にも及ぶ(飛び石的に更に古い音源、新しい音源もあり)。基本的には年代を追いながらまとめてゆく形で、数期に分けて実施する大型の企画である。まさに英断だ。キングレコードの膨大かつ多彩なカタログを通して、改めて日本のジャズの発展や変革、そして世界における日本のジャズの特殊性と魅力が浮き彫りになってくるはずである。

日本にジャズが入ってきたのは1910年代後半(大正半ば)と言われている。昭和モダンの頃にかけてダンス・バンドやジャズ・ソング(歌謡曲とジャズの融合)を通して大衆化してゆくが、戦前~戦中~戦後の混乱のなか規制や情報の遮断などもあり、文字通り鳴りを潜める。その間、アメリカにおいてジャズは劇的に進化している。終戦を迎えた1945年といえば、スウィングからビバップへの転換期。戦後、日本のミュージシャンが進駐軍キャンプなどで演奏するようになり、この“新しいジャズ”に触れ大いに刺激を受けた。やがて米軍基地の縮小にともない日本のミュージシャンの演奏の場は基地外へと移り、アメリカからはジャズ・ミュージシャンが日本を訪れるようになる。こうして日本中にジャズが広まり、浸透していった。特に1952 年のジーン・クルーパの来日は、聴衆にもミュージシャンにも、とてつもなく大きなインパクトを与えた という。スウィングとビバップをミックスしたような親しみやすくノリの良いサウンドが大いに受け、日本でも後を追うようなスタイルが隆盛、人気を博した。最大のジャズ・ブームの到来であり、この時期が日本におけるモダン・ジャズの始まりと言っていいだろう。そして、この熱狂と重なるように、キングレコードは本格的にジャズのレコードを制作し始めるのだ。

自主制作やインディペンデント・レーベルの発展が遅い日本では、多くのジャズ作品がメジャー・レーベルに残されている。なかでも1931年創業のキングレコードは、いち早く日本のジャズ・ミュージシャンに着目した。特に戦後のジャズ・ブーム以降の、モダン・ジャズの萌芽と隆盛を捉えた<キング・ジャズ・シリーズ>は特筆すべきものである。リリースのスタートは1956年7月。そのラインナップには、ジャム・セッション集『ミッドナイト・イン・トウキョウ』シリーズ(1956~57年)、ビッグ・フォア『ジャズ・アット・ザ・トリス』(1957年)、三宅光子/丸山清子『トウキョウ・キャナリース』(1958年)、渡辺晋とシックス・ジョーズ『同』(1958年)、白木秀雄『同』(1958年)、八木正生『セロニアス・モンクを弾く』(1960年)、秋吉敏子『トシコ旧友に会う』(1961年)、渡辺貞夫『同』(1961年)、宮沢昭『同』(1962年)など、人選も内容もまさに当時のトップと言える名作が目白押しである。
1960年代前半で一度本格的なジャズ作品の制作からは離れるが、1970年に<ニュー・エモーショナル・ワーク・シリーズ>で再び日本のジャズ・ミュージシャンにスポットを当てる。このシリーズの面白味は、ジャズに限らず、ジャズ・ロックやニュー・ロックまでを同じ視点でまとめたところ。短期間(~1971年)に終わったが、そのラインナップが凄まじい。ジャズ~ジャズ・ロックに限ってみても、村岡実『バンブー』、タイム5『ディス・イズ・タイム5』、横田年昭とビート・ジェネレーション『フルート・アドヴェンチュアー』、笠井紀美子『ジャスト・フレンズ』、リチャード・パイン&カンパニー『コスモス』、ラヴ・リヴ・ライフ+1『ラヴ・ウィル・メイク・ア・ベター・ユー』、シンガーズ・スリー『フォリオール #2』、猪俣猛とサウンド・リミテッド『イノセント・カノン』など、超重量級の作品がずらりと並ぶ。日本のジャズの先鋭さと独自性を体現したシリーズだった。
1974~75年には傍系のベルウッド(設立は1972年。ロックを主眼にリリースしていた)でジャズ作品を固め打ちする。中村誠一『ファースト・コンタクト』、安田南『サウス』、山下洋輔『ヨースケ・アローン』、今田勝『アセント』、日野元彦『トコ』、ジョージ大塚『ラビング・ユー・ジョージ』など、よくぞ残してくれたと言いたくなる、端境期の面白味を捉えた燻し銀の作品群である。1977年に<ニュー・エモーショナル・ジャズ・シリーズ>として1950~60年代の旧作の再発と、八木正生『インガ』やマーサ三宅『ディス・イズ・マーサ』など数枚の新録を送り出した。1978年には傍系のセブン・シーズ・レコードに<ニュー・ストリーム>なるシリーズを立ち上げ1980年にかけて、甲斐恵美子『エミリー』、池田芳夫『スケッチ・オブ・マイ・ライフ』、大友義雄『アズ・ア・チャイルド』、今田勝『オール・オブ・ア・グロウ』、村岡建『ソフト・ランディング』、高瀬アキ『あき』、宮の上貴昭『ソング・フォー・ウェス』などをリリース。キングレコードらしい、時代の機微を映した好作が並ぶ。
その一方で、同年の1978年にはフュージョンを主眼としたレーベル、エレクトリック・バードを設立。1980年代にかけて本多俊之、増尾好秋、益田幹夫らの作品を量産した。また、傍系で忘れてならないのは、こちらも1978年に立ち上げられたパドル・ホイールだろう。インディア・ナヴィゲーションといった海外レーベルの国内盤制作と並行して、ジョージ川口、宮沢昭、小宅珠美、板橋文夫といったミュージシャンの作品も録音/制作した。なかでも、1980年前後に富樫雅彦と鈴木勲の作品を数多く残した功績はとても大きい。1990年代には小宅珠美や山本剛らの秀作をリリース。貴重な記録となっている。

と、駆け足でキングレコードにおける日本のジャズ史を追ったが、これだけでもいかにそのカタログが豊かなものであるかがわかる。当時、ジャズ評論家の藤井肇が<キング・ジャズ・シリーズ>を「日本のジャズを日本のLPで聴けるという喜び。そして広く世界にも紹介するという素晴らしく雄大な企画」と評したが(『ジューク・ボックス』1959年5月号)、この度の企画<KING Jazz Re:Generation>も日本のそして世界のジャズ・リスナーに、再び喜びと刺激を提供してくれるものになるだろう。百読は一聴に如かず。これからどんどん進むデジタル化/配信にぜひ耳を傾けたい。

尾川雄介 (UNIVERSOUNDS)

「第8期配信化に際して」

KING Jazz Re:Generation第8期は前回に引き続き、キングレコード制作による海外ミュージシャンの作品に特化したラインナップになっている。今回も華やかな名前が並ぶうえに、「こんな作品が?」という意外なものも多く、改めてキングレコードの情熱と懐の深さを感じる。1980年代から90年代にかけて録音されたものが多いが、この頃はリリース形態がレコードからCDへと移行する過渡期であり、音源の正確な把握が難しい時期でもある。また、なかには複雑な版権事情を有するものもあるようで、こういった作品の認識と掘り起こし、またデジタル化/配信は、これから更に重要な作業になってゆくだろう。

1990年代初頭のケニー・バレル関連の4作品は大きな収穫だろう。バレルを中心に7人のギタリストが集ったグループ、プロジェクトG7の2作品はともにウェス・モンゴメリーに捧げられたもの。それぞれのギタリストの個性と、ギター・アンサンブルの妙が楽しめる。1993年録音のバレル名義による2作品は、ともにザ・ヴィレッジ・ヴァンガードにおけるライヴ。このときバレルは62歳。円熟期の好演である。
円熟ということであれば、マッコイ・タイナー『ライヴ・アット・スウィート・ベイジル』(1989年録音)、レイ・ブラウン『ベース・フェイス』(1993年録音)、デューク・ジョーダンの2作品『ノー・プロブレム』(1994年録音)、『ストレンジ・フィーリングス』(1995年録音)も、それぞれに味わい深い。ジョーダンの2作品はともに日本録音、日本人ミュージシャンとの共演である。
リー・コニッツの『Rhapsody』と『Rhapsody 2』(ともに1993年録音)は意欲作と呼ぶに相応しい内容。ジェリー・マリガン、ポール・ブレイ、ゲイリー・ピーコック、ポール・モチアン、ヘレン・メリル、ジェイ・クレイトン、ジョン・スコフィールド、クラーク・テリーらが参加。曲ごとに編成も曲調も異なり、コニッツの飽くなき探求心が滲む。変わらず創意を滲ませるパット・マルティーノの『ザ・メイカー』(1994年録音)も聴き応えがある。落ち着いたトーンのなかに時折見せる鋭さにドキリとする。
“The Velvet Fog”の愛称で親しまれた御大、メル・トーメ。1980年前後の2作品では変わらず正統派ジャズ・ヴォーカルの魅力を存分に発揮している。これもキングレコードの制作だったのかと意外だったのがローランド・ハナ『24のプレリュード集』(1976年録音)。ジョージ・ムラーツとのデュオによる東京録音である。一筆書きのような美しい旋律を持つ曲が並ぶ秀作である。
ジーン下里率いるワン・ワールド・トライブ『プレイヤー・フォー・セプテンバー』(1994年録音)と、マルサリス兄弟のひとりであるデルフィーヨ・マルサリス『ムサシ』(1996年)は、それぞれキャリア初期の作品に当たる。ともに日米混成のメンバーによる録音で、地域性や民族性に対しての意識が高い、オリジナリティに満ちた音楽性である。

尾川雄介 (UNIVERSOUNDS)

Playlist

「KING Jazz RE:Generation PLAYLIST Vol.8 by Yusuke Ogawa」

「KING Jazz RE:Generation PLAYLIST Vol.8 by Yusuke Ogawa」
■音楽配信はこちら:https://lnk.to/kingjazz_pl8

第8期Discography

ニュー・アルバム~完全版~ TORME A NEW ALBUM / メル・トーメ MEL TORME (1992年作品)
ニュー・アルバム~完全版~メル・トーメ
大御所ジャズヴォーカリストのメルが、ロンドン交響楽団と共演した壮大なスケールの名作。
1. オール・イン・ラブ・イズ・フェア ALL IN LOVE IS FAIR / 2. 愛は面影の中にTHE FIRST TIME EVER I SAW YOUR FACE / 3. ニューヨークの想い NEW YORK STATE OF MIND / 4. スターズSTARS / 5. センド・イン・ザ・クラウンズ SEND IN THE CLOWNS / 6.オーディナリー・フール ORDINARY FOOL / 7. 青春の思い出~帰り来ぬ青春 MEDLEY: WHEN THE WORLD WAS YOUNG|YESTERDAY WHEN I WAS YOUNG / 8. バイ・バイ・ブラックバード BYE BYE BLACKBIRD / 9.イッツ・トゥー・レイト IT’S TOO LATE / 10. ネバー・ルック・バック NEVER LOOK BACK / 11. シャレード CHARADE / 12. ライク・ア・ラバーLIKE A LOVER / 13. ホワッツ・ディスWHAT’S THIS?
Vocal – Mel Torme, Annie Ross / Alto Sax – Phil Woods / Piano – Barry Miles, Gordon Beck / Guitar – Vic Juris / Trumpet – Kenny Wheeler / Acoustic Bass – Chris Laurence Electric / Bass – Brian “Badger” Hodges / Drums – Terry Silverlight / Keyboards / Orchestra – The Chris Gunning Orchestra
配信URL:http://lnk.to/tana_mel

ライヴ・イン・ニューヨーク Encore At Marty’s New York / メル・トーメMEL TORME (1992年作品)
ライブ・イン・ニューヨークメル・トーメ
ジャズ・ヴォーカルの最高峰メルが82年冬に行なったNYクラブ・ライヴ。ピアノ・トリオをバックにショーマンぶりもたっぷりみせるエレガントなライヴ録音盤。
1. ルルズ・バック・イン・タウンLULU’S BACK IN TOWN / 2. ルッキング・アット・ユーLOOKING AT YOU / 3. ザット・フェイスTHAT FACE / 4. アイム・ゴナ・ミス・ユーI’M GONNA MISS YOU / 5. フレッド・アステアに捧ぐMEDLEY;A TRIBUTE TO FRED ASTAIRE / 6. レスト・オブ・ユア・ライフWHAT ARE YOU DOING THE REST OF YOUR LIFE? / 7. トゥー・クロース・フォー・コンフォートTOO CLOSE FOR COMFORT / 8. ソフィスティケイテッド・レディーSOPHISTICATED LADY / 9. ストーミー・ウェザー STORMY WEATHER / 10. ホエン・ザ・サン・カムズ・アウト WHEN THE SUN COMES OUT / 11. 枯葉 AUTUMN LEAVES / 12.丘に住む人 THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL / 13. アイ・ライク・トゥ・レコグナイズ・ザ・チューン I LIKE TO RECOGNIZE THE TUNE / 14. デイ・イン・デイ・アウト DAY IN, DAY OUT / 15. ウォッチ・ホワット・ハプンズ WATCH WHAT HAPPENS
Mel Torme (VO) / Mike Renzi (P) / Jay Leonhart (BASS) / Donny Osborne (DS)
配信URL:http://lnk.to/eamny_mel

ラプソディーRHAPSODY / リー・コニッツLEE KONITZ (1993年作品)
ラプソディーリー・コニッツ
クール・ジャズの巨匠が様々なトップ・アーティストたちと共演した豪華な意欲作。
1.アイ・ヒア・ア・ラプソディー I Hear A Rhapsody / 2.ロコモ・アンド・フリズLo-Ko-Mo-And Frizz- / 3.エリー The Aerie / 4.トリオ 第1番Trio #1 / 5.オール・ザ・シングス・ユー・アーAll The Things You Are / 6.エクスポジション Exposition / 7.フライング~マンブルズ・アンド・ジャンブルズFlyin’ – Mumbles And Jumbles
Lee Konitz (as, ss, ts, scat) / Clark Terry (flh, scat) / Gerry Mulligan (bs) / Joe Lovano (ts, a-cl, ss) / Jimmy Giuffre (cl) / Paul Bley (p) / Peggy Stern (p) / Bill Frisell (g) / Jean François Prins (g) / Gary Peacock (b) / Ben Allison (b) / Paul Motian (ds) / Jeff Williams (ds) / Helen Merrill (vo) / Judy Niemack (vo)
配信URL:http://lnk.to/rhap_lk

ラプソディー2 RHAPSODY2 / リー・コニッツLEE KONITZ (1994年作品)
ラプソディー2リー・コニッツ
クール・ジャズの巨匠リー・コニッツによる、豪華アーティストたちとのセッション・アルバム第2弾。
1.ボディ・アンド・ソウル BOD AND SOUL / 2.ショート・カット 第1番 SHORT CUT #1/ 3.アナザー・ビュー ANOTHER VIEW / 4.ラバー・マン LOVER MAN / 5.ショート・カット 第2番 SHORT CUT #2 / 6.カリーズ・トランス KARY’S TRANCE / 7.トリオ 第2番 TRIO #2 / 8.インディ・ジョーンズ 第1番 INIDIANA JONES #1 / 9.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ YOU DON’T KNOW WHAT OVE IS / 10.変奏曲 第1番 VARIATION #1 / 11.変奏曲 第2番 VARIATION #2 / 12.サム・ブルース SOME BLUES / 13.ショート・カット 第3番SHORT CUT #3 / 14.インディ・ジョーンズ 第2番 INIDIANA JONES #2 / 15.ラウンド・アンド・ラウンド・アンド・ラウンド ROUND AND ROUND AND ROUND / 16.シッティン・イン SITTIN’ IN / 17.インディ・ジョーンズ 第3番 INIDIANA JONES #3 / 18.フィナーレ BOD AND SOUL -FINALE
Alto Saxophone, Soprano Saxophone – Lee Konitz / Baritone Saxophone – Gerry Mulligan / Bass – Ben Allison / Drums – Jeff Williams / Flugelhorn – Clark Terry / Guitar – Jean François Prins, John Scofield / Harmonica – Toots Thielemans / Piano – Frank Wunsch, Peggy Stern, Yuko Fujiyama / Piano, Synthesizer – Kenny Werner / Violin – Mark Feldman / Vocals – Judy Niemack, Sheila Jordan
配信URL:http://lnk.to/rhap2_lk

スイート&ラブリー– Sweet & Lovely / リー・コニッツ&チャーリー・ヘイデンLee Konitz & Charlie Haden (1997年作品)
スイート&ラブリーリー・コニッツ&チャーリー・ヘイデン
コマーシャリズムを排して真摯な活動を続けている大物ミュージシャン同士による創造的な演奏集。ライヴということもあって,デュエットながらときにはホットな展開も繰り広げる。
1. スイート&ラブリー Sweet & Lovely / 2. ジャスト・フレンドJust Friends / 3. イエスタデイズ Yesterdays / 4. 四月の思い出 I’ll Remember April / 5. スター・アイズ Star Eyes / 6. ハウ・ディープ・イズ・ザ・オーシャンHow Deep Is The Ocean / 7. ストライク・アップ・ザ・バンドStrike Up The Band
Alto Saxophone – Lee Konitz / Bass – Charlie Haden
配信URL:http://lnk.to/sl_lk_ch

ミッドナイト・アット・ザ・ビレッジ・バンガードMidnight At The Village Vanguard / ケニー・バレルKENNY BURRELL (1994年作品)
ミッドナイト・アット・ザ・ビレッジ・バンガードケニー・バレル
1993年NYのVillage Vanguardでのライブ演奏を収録。モンクの「Bemsha Swing」「Ruby My Dear」、フレディ・ハバードの「Little Sunflower」、エリントンの「Cottontail」「Come Sunday-David Danced」等収録。
1. イントロダクション Intro And Band Introduction / 2. べムシャ・スイング Bemsha Swing / 3. リトル・サンフラワー Little Sunflower / 4. カップ・ベアラーズCup Bearers / 5. ルビー・マイ・ディアRuby My Dear / 6. コットンテイル Cottontail / 7. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブMy One & Only Love / 8. カム・サンデイ~デビッド・ダンス Come Sunday-David Danced / 9. パーカーズ・ムードParker’s Mood / 10. ドゥ・ホワット・ユー・ゴッタ・ドゥDo What You Gotta Do / 11. ケニーズ・テーマKenny’s Theme
Bass – PETER WASHINGTON / Drums – SHERMAN FERGUSON / Guitar – KENNY BURRELL / Piano – JAMES WILLIAMS
配信URL:http://lnk.to/matvv_kb

バンガードより愛をこめて FROM VANGUARD WITH LOVE / ケニー・バレルKENNY BURRELL (1994年作品)
バンガードより愛をこめてケニー・バレル
前作『ミッドナイト・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』の続編で、前日と前々日のライブを収録した作品。
1. オープニング・イントロダクションOpening Introduction / 2. アイ・ミーン・ユーI Mean You / 3. マヤズ・ダンス Maya’s Dance/ 4. ヤードバード組曲Yardbird Suite / 5. マンテカ Manteca / 6. 黒と茶の幻想 Black And Tan Fantasy / 7. ラメントLament / 8. ゼン・アロング・ケイム・ユーThen Along Came You / 9. フンジ・ママFungi Mama /
10. グッド・ニュース・ブルースGood News Blues
Bass – PETER WASHINGTON / Drums – SHERMAN FERGUSON / Guitar – KENNY BURRELL / Piano – JAMES WILLIAMS
配信URL:http://lnk.to/fvwl_kb

ザ・メイカー– The Maker / パット・マルティーノPat Martino (1995年作品)
ザ・メイカーパット・マルティーノ
健康上の理由で活動が少なく,なかば生きている伝説と見做されていたギタリストの久しぶりのリーダー作。解脱の境地か、別世界をたゆたうような心地よさがある。深く寛容である。ジャケットのグラフィック・アートはマルティーノ本人によるもの。
1. ノシュフルNOSHUFURU / 2. ユー・アー・ウェルカム・トゥ・ア・プレイヤー YOU‘RE WELCOME TO A PRAYER / 3. ザ・チェンジング・タイズTHE CHANGING TIDES / 4. ヨシコYOSHIKO/ 5. ディス・オータムズ・アワーズTHIS AUTUMN’S OURS
Bass – MARC JOHNSON / Drums – JOE BONADIO / Guitar – PAT MARTINO / Piano – JAMES RIDL
配信URL:http://lnk.to/maker_pm

ベース・フェイス Bassface Live At Kuumbwa / レイ・ブラウン・トリオThe Ray Brown Trio (1995年作品)
ベース・フェイスレイ・ブラウン
ジャズ・ベースの重鎮、レイ・ブラウン率いるピアノ・トリオによるスタンダードを中心とした作品。
1. ベース・フェイスBASS FACE / 2. 酒とバラの日々DAYS OF WINE AND ROSES / 3. アイ・ソウト・アバウト・ユー I THOUGHT ABOUT YOU /
4. 黒いオルフェBLACK ORPHEUS (MANHA DE CARNAVAL) / 5. ハウ・インセンシティブ HOW INSENSITIVE / 6. マイ・フーリッシュ・ハートMY FOOLISH HEART / 7. プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラブ PLEASE SEND ME SOMEONE TO LOVE / 8. 浮気はやめた AIN’T MISBEHAVIN’ / 9. 星に願いを WHEN YOU WISH UPON A STAR / 10. 昔のようでなくTHINGS AIN’T WHAT THEY USED TO BE
Bass – Ray Brown / Drums – Jeff Hamilton / Piano – Benny Green
配信URL:http://lnk.to/bflak_rbt

プレイヤー・フォー・セプテンバー PRAYER FOR SEPTEMBER / ワン・ワールド・トライブONE WORLD TRIBE (1995年作品)
プレイヤー・フォー・セプテンバーワン・ワールド・トライブ
沖縄出身、ニューヨークで活躍中のジーン下里率いる日米混合グループのファースト作。
1東シナ海の伝説 (日の出篇)FABLE FROM EAST CHINA SEA (Sunrise) / 2アンフォーゲッタブルUNFORGETTABLE / 3. ESP / 4. ウィーバー・オブ・ドリームスWEAVER OF DREAMS / 5. プレイヤー・フォー・セプテンバーPRAYER FOR SEPTEMBER / 6. スパニッシュ・ハイク・フォー・ジュリアSPANISH HAIKU FOR JULIA / 7. エッグマンEGGMAN / 8. グッド・クエスチョンGOOD QUESTION / 9. ブルース・マイナーBLUES MINOR / 10リヴァー・ウェイRIVER WAY / 11トリンクル・ティンクルTRINKLE TINKLE /
12東シナ海の伝説 (日の入り篇)FABLE FROM EAST CHINA SEA (Sunset)
GENE SHIMOSATO: guitar / RAVI COLTRANE: soprano sax.tenor sax / TAKUYA NAKAMURA: piano,trumpet / LONNIE PLAXICO:bass / TONY MORENO: drums
配信URL:http://lnk.to/pfs_owt

ムサシ MUSASHI / デルフィーヨ・マルサリス Delfeayo Marsalis (1996年作品)
MUSASHIデルフィーヨ・マルサリス
マルサリス・ファミリーの一員デルフィーヨと日本の若手たちとの白熱のセッション集。
1. 宮本武蔵Miyamoto Musashi / 2. トゥー・マーベラス・フォー・ワーズToo Marvelous For Words / 3. エンジェル・アイズAngel Eyes / 4. イフ・ユー・オンリー・ニューIf You Only Knew / 5.源氏物語 Tale Of Genji / 6. サマータイムSummertime /
7. 卑弥呼Queen Himiko / 8. オンリー・ザ・ロンリーOnly The Lonely
DELFEAYO MARSALIS trombo / MARK GROSS alto & soprano saxop / YUICHI INOUE plano / SHIGEO ARAMAKI bass / MASAHIKO OSAKA drums / BRANFORD MARSALIS tenor & soprano (1.7) / ELLIS MARSALIS piano (8) / BILL REICHENBACH bass trombone (7)
配信URL:http://lnk.to/musashi_dm

ライブ・アット・スイート・ベイジルLIVE AT SWEET BASIL / マッコイ・タイナー MCCOY TYNER TRIO (VOL.1:1989年作品/ VOL.2:1990年作品)
ライブ・アット・スイート・ベイジルマッコイ・タイナー・トリオ
ピアニスト、マッコイ・タイナー率いるトリオの、1989年5月に2日間行われたNYはスイート・ベイジルでのライブ・レコーディング・アルバム。2枚に分けてリリースされたライヴ盤をカップリングした作品。
1. クレッセントCrescent / 2. モンクス・ドリームMonk’s Dream / 3. ダーン・ザット・ドリームDarn That Dream / 4. スイート・ベイジル・スウィングSweet Basil Swing  / 5. ラウンド・ミッドナイトRound Midnight / 6. イエスタデイズYesterdays / 7. リオRio / 8. ドント・ブレイム・ミーDon’t Blame Me / 9. ジャスト・イン・タイムJust In Time / 10. ナイーマNaima / 11. ウィル・ユー・スティル・ビー・マインWill You Still Be Mine?
Bass – AVERY SHARPE / Drums – AARON SCOTT / Piano – McCOY TYNER
配信URL:http://lnk.to/lasb_mtt

24のプレリュード集 25 Preludes / ローランド・ハナ Roland Hanna (1976/1977年作品)
24のプレリュード集ローランド・ハナ
自作の前奏曲をソロ・ピアノ,あるいはムラーツとのデュオで淡々と演奏しているクラシカルなたたずまいの作品。当初2枚のLPで発売されたものの編集盤。
1. 第1番 変ロ長調 Prelude No.1 In B Flat Major / 2. 第2番 ト長調 (ブルー、グリーン、ブラウン・アンド・ブラック)Prelude No.2 In G Major (Blue, Green, Brown And Black) / 3. 第3番 ロ短調Prelude No.3 In B Minor / 4. 第4番 ハ短調 (ミュンヘン)Prelude No.4 In C Minor (München) / 5. 第5番 ニ短調Prelude No.5 In D Minor / 6. 第6番 ニ長調 (ラウンド・ロビン)Prelude No.6 In D Major (Round Robin) / 7. 第7番 イ短調 (エル・トロとゲイシャ)Prelude No.7 In A Minor (El Toro And The Geisha) / 8. 第8番 ヘ長調Prelude No.8 In F Major / 9. 第9番 嬰ヘ短調 (コールマン・ホーキンズに捧ぐ)Prelude No.9 In F Sharp Minor (After Paris – Tribute To Coleman Hawkins) / 10. 第10番 ホ長調 (スモール・レッド・ピアノ)Prelude No.10 In E Major (Small Red Piano) / 11. 第11番 嬰ヘ短調Prelude No.11 In F Sharp Minor / 12. 第12番 ホ短調 (ハミング・バード)Prelude No.12 In E Minor (Humming Bird) / 13. 第13番 ホ短調 (黒騎士の歌)Prelude No.13 In E Minor (Song Of The Black Knight) / 14. 第14番 ハ短調Prelude No.14 In C Minor / 15. 第15番 ホ長調 (ラモナに捧ぐ)Prelude No.15 In E Major (To Ramona) / 16. 第16番 変ロ長調Prelude No.16 In B Flat Major / 17. 第17番 変ニ長調Prelude No.17 In D Flat Major / 18. 第18番 変ニ長調 (ロックリアム・モード)Prelude No.18 In D Flat Major (Lockriam Mode) / 19. 第19番 イ短調Prelude No.19 In A Minor / 20. 第20番 ニ短調Prelude No.20 In D Minor / 21. 第21番 変ホ長調Prelude No.21 In E Flat Major / 22. 第22番 変イ短調 (五稜郭)Prelude No.22 In A Flat Minor (Goryoaku) / 23. 第23番 ヘ短調Prelude No.23 In F Minor / 24. 第24番 変ロ長調Prelude No.24 In B Flat Major
Acoustic Bass – GEORGE MRAZ / Piano – ROLAND HANNA
配信URL:http://lnk.to/25p_rh

ウエス.モンゴメリーに捧ぐVol.1 A Tribute To Wes Montgomery Volume I / プロジェクトG7 Project G-7 (1992年作品)
ウエス・モンゴメリーに捧ぐ Vol.1プロジェクトG7
68年に死去したウェスに捧げた、ギター・ファン向けの好企画アルバム。ケニー・バレルほか7人のギタリストたちがその心の中にあった想い出を、ここでは様々な組み合わせで開陳。
1. インプレッションズImpressions / 2. リメンバリング・ウエスRemembering Wes / 3. グルーブ・ヤード Groove Yard / 4. カナダの夕陽Canadian Sunset / 5. フライド・パイズFried Pies / 6. ロード・ソング Road Song / 7. カム・レイン・オア・カム・シャイン Come Rain Or Come Shine / 8. セレーナSerena / 9. イエスタデイズ Yesterdays
GENE BERTONCINI (guitar), TED DUNBAR (guitar), KEVIN EUBANKS (guitar), RODNEY JONES (guitar) JACK WILKINS (guitar). WILLIAM ASH (guitar). RUFUS REID (bass) & AKIRA TANA (drums)
配信URL:http://lnk.to/attwm_vol1

ウエス.モンゴメリーに捧ぐVol.2 A Tribute To Wes Montgomery VolumeⅡ/ プロジェクトG7 Project G-7 (1992年作品)
ウエス・モンゴメリーに捧ぐ Vol.2プロジェクトG7
68年に死去したウェスに捧げた、ケニー・バレルほか7人のギタリストたちによるギター・ファン向けの好企画アルバムの第2弾。
1. モア・ブルース・フォー・ウエスMore Blues For Wes / 2. ボック・トゥ・ボックBock To Bock / 3. フォー・ヘブンズ・セイクFor Heaven’s Sake / 4. モンゴメリー・ブルーMontgomery Blue / 5. フィンガー・ピッキンFinger Pickin’ / 6. ネバーアゲイン Never Again / 7. ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームスPolka Dots And Moonbeams / 8. サンバ・ウエスSamba Wes / 9. ウエスト・コースト・ブルース~スリークォーターズ・オブ・ハウス West Coast Blues – Three Quarters Of The House
GENE BERTONCINI (guitar), TED DUNBAR (guitar), KEVIN EUBANKS (guitar), RODNEY JONES (guitar) JACK WILKINS (guitar). WILLIAM ASH (guitar). RUFUS REID (bass) & AKIRA TANA (drums)
配信URL:http://lnk.to/attwm_vol2

ノープロブレムNO PROBLEM / デューク・ジョーダンDUKE JORDAN (1995年作品)
ノープロブレムデューク・ジョーダン
日本、ヨーロッパにもファンが多い、デューク・ジョーダンが日本の精鋭リズム隊を従えてスタンダード曲を演奏したトリオ作品。
1. ジョードゥJORDU / 2.枯葉 AUTUMN LEAVES / 3. イフ・アイ・ハッド・ユーIF I HAD YOU / 4. ノー・プロブレムNO PROBLEM / 5. フォアキャスターFORECASTER / 6. キス・オブ・スペインKISS OF SPAIN / 7. ラウンド・ミッドナイトROUND MIDNIGHT / 8. タキズ・ブルースTACKEY’S BLUES / 9. 星に願いを~グラッド・アイ・メット・パットWHEN YOU WISH UPON A STAR-GLAD I MET PAT / 10. エブリシング・ハプンズ・トゥ・ミーEVERYTHING HAPPENS TO ME / 11. 誰も奪えぬこの想いTHEY CAN’T TAKE THAT AWAY FROM ME
DUKE JORDAN:piano / HIDEAKI KANAZAWA:bass / SHINGO KUDAIRA:drums
配信URL:http://lnk.to/np_dj

ストレインジ・フィーリングstrange feelings / デューク・ジョーダンduke jordan (1996年作品)
ストレンジフィーリングスデューク・ジョーダン
95年12月の来日時に東京で録音された作品。デュークのオリジナル4曲とジャズスタンダード7曲で構成された珠玉の名曲集。
1. フジ・ブルースFUJI BLUES / 2. ストレンジ・フィーリングスSTRANGE FEELINGS / 3. パリジャン・ホップPARISION HOP / 4. スネッカースティンからの夜汽車NIGHT TRAIN FROM SNEKKERSTEN / 5. セントルイス・ウーマンST. LOUIS WOMAN / 6. 今宵のあなたTHE WAY YOU LOOK TONIGHT / 7. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブMY ONE AND ONLY LOVE / 8. チェロキー CHEROKEE / 9. ブルー・スカイズ BLUE SKIES / 10. ゴーン・ウィズ・ザ・ウインドGONE WITH THE WIND / 11. 二人でお茶を~スターダストTEA FOR TWO - STARDUST
DUKE JORDAN:piano / HIDEAKI KANAZAWA:bass / MASAHIKO OOSAKA :drums 2
配信URL:http://lnk.to/sf_dj

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