みなみらんぼう キングレコード時代のシングル・アルバム 全世界配信開始
歌手活動50周年を迎えたシンガーソングライター・エッセイスト
1973年に歌手デビューを果たしてから、今年で50周年を迎えたシンガーソングライター・エッセイストのみなみらんぼう。
79歳を迎える12月13日(水)の誕生日に、これまでキングレコードからリリースされた音楽作品が配信開始となる。
今回の配信企画では、バックヴォーカルに谷山浩子も参加した『途上にて』(1977年)、盟友・千代正行による多彩なアレンジが魅力の『語り尽くせない五月』(1978年)、井手せつ子と歌ったヒット曲「男と女・昭和編」のほかアコースティックサウンドが心地良い『ウイスキー・ドリーム』(1978年)、色褪せることのない青春と共に懐かしさも感じられる『あけぼの町日誌』(1979年)、「ウイスキーの小瓶」や「コートにスミレを」といった代表曲の再録音源や新曲など実に約20年ぶりの音楽集となった『ベスト~三十年目の途上にて~』(2001年)の計5枚のアルバムに加え、アルバム未収録のシングル作品も配信。中にはCD化もされていない楽曲も含まれており、キングレコードに残るみなみらんぼうの音源を網羅する内容となっている。
肌寒く、人肌恋しい冬を、みなみらんぼうの味わい深い詩の世界観や心温まる歌声・サウンドとともに過ごしてみてはいかがだろうか。
アルバム作品紹介
『途上にて』1977年発表
みなみらんぼう自身による作詞・作曲楽曲のほか、加藤登紀子 作詞・作曲「逢瀬」や吉川忠英 作曲「家に帰るのさ」を収録。チト河内、千代正行が編曲を手掛ける。
収録曲:1.年月の渇き / 2.武蔵野情話 / 3.ポケットに夏の日 / 4.白いフリージアの匂う夕べに / 5.白いフリージアの匂う夕べに / 6.大阪慕情 / 7.逢瀬 / 8.さよならをもう一度 / 9.少年の夏 / 10.ずぶぬれの訪問者 / 11.家に帰るのさ
配信URL:https://lnk.to/MR_Tojou.nite
『語り尽くせない五月』1978年発表
NHK土曜ドラマ 田向正健シリーズ『優しい時代』主題歌「優しい時代」収録。バンドサウンドによるアップテンポな「ちぎれたボタン」等ヴァラエティに富んだサウンドが魅力の一作。
収録曲:1.語り尽くせない五月 / 2.夜を抱きしめて / 3.優しい時代 / 4.金魚鉢の中の恋 / 5.蜜柑をむいて / 6.金魚鉢の中にアメリカが見えた / 7.ある男の愛 / 8.ちぎれたボタン / 9.青春のララバイ / 10.土曜日のシンデレラ
配信URL:https://lnk.to/MR_K.5gatsu
『ウイスキー・ドリーム』1978年発表
井手せつ子と歌った阿久悠 作詞の「男と女・昭和編」収録。若草恵が全曲編曲を手掛け、みなみらんぼうの歌声とも相性の良いアコースティックサウンドを堪能できる作品。
収録曲:1.昨日・恋・夢 / 2.帰郷 / 3.ブランコ / 4.向こう岸に行きたい / 5.ウイスキー・ドリーム / 6.さよなら恋人 / 7.サーカス / 8.流浪人の唄 / 9.野菊の香り / 10.石を投げれば心にあたる / 11.男と女・昭和編
配信URL:https://lnk.to/MR_WhiskeyDream
『あけぼの町日誌』1979年発表
レコードA面にあたるM1~M6は、みなみらんぼうが青春時代を過ごした町を思い返す様な楽曲が並ぶ。芳野藤丸、吉川忠英、大谷和夫、フィーリング・フリーら豪華演奏陣が参加。
収録曲:1.あけぼの町日誌 / 2.19才の頃の別れ話 / 3.19才の頃の別れ話 / 4.嗚呼あけぼの荘 / 5.らんぼう愛の詩 / 6.さよならわが町 / 7.時代は移る / 8.乾きゆく夏 / 9.ぜんまいじかけ / 10.踊り続ける女 / 11.翼を広げて / 12. 野を渡る風のように
配信URL:https://lnk.to/MR_Akebono
『ベスト~三十年目の途上にて~』2001年発表
「ウイスキーの小瓶」や「コートにスミレを」など計6曲の新録音バージョンと、協和アニマホールテーマソング「夢の切符」ほか計4曲の新曲が収められた充実の記念盤。女性コーラスには西島三重子も参加。
※同タイトルのCDとは一部収録内容が異なります。
収録曲:1.ウイスキーの小瓶 / 2.コートにスミレを / 3.都会 / 4.通り雨 / 5.夢の切符 / 6.瞳の海 / 7.ポケットに夏の日/ 8.帰郷 / 9.夏のページ / 10.乾きゆく夏 / 11.回転木馬 / 12.山遊歌 / 13.もしもある日俺が / 14.向こう岸に行きたい
配信URL:https://lnk.to/MR_BEST.30
シングル作品紹介
『母の背で覚えた子守唄/季節外れのバラ』1980年発表
「母の背で覚えた子守唄」は、スーパー戦隊シリーズの4作目にあたる『電子戦隊デンジマン』第34話にてストーリーを印象付けた挿入歌としても知られる。『季節外れのバラ』は、みなみらんぼうによる巧みな詩の表現で恋愛の切なさを感じさせられる1曲。
収録曲:1.母の背で覚えた子守唄 / 2.季節外れのバラ
配信URL:https://lnk.to/MR_HnSdOK.KHnB
『落葉の汽車/母の背で覚えた子守唄』1980年発表
「落葉の汽車」は、明星チャルメラCMソングともなった一曲。前作では、壮大なアレンジであった「母の背で覚えた子守唄」は、アコースティックギター、ベース、フィドル、ピアノといったアコースティック編成で楽曲のイメージをより一層引き立たせる。
収録曲:1.落葉の汽車 / 2.母の背で覚えた子守唄
配信URL:https://lnk.to/MR_OnK.HnSdOK
『道程』2006年発表
表題曲の「道程」は、2006年7~9月度NHKラジオ『ラジオ深夜便』テーマ・ソング。
人生を”旅”や”自然・風景”で例えて歌われる楽曲の数々は、山岳愛好家でもある吟遊詩人 みなみらんぼうならではと言えるかもしれない。
収録曲:1.道程 / 2.頂 / 3.花紀行 / 4.道程 オリジナルカラオケ / 5.頂 オリジナルカラオケ / 6. 花紀行 オリジナルカラオケ
配信URL:https://lnk.to/MR_Michinori
Information
<みなみらんぼう>
1944年宮城県栗原市生まれ 法政大学卒業後、ラジオ台本作家を経て「酔いどれ女の流れ歌」でソングライターとしてデビュー。
以来、独自の洞察力・風刺精神で唯一無二の世界を築き上げ、自らもシンガーとして「ウイスキーの小瓶」「コートにスミレを」「途上にて」他数々のヒットを生みだした。
NHKみんなのうた「山口さんちのツトム君」をはじめとする子供の視点の楽曲も多数。
またエッセイスト・山岳愛好家としても活躍中で、エッセイ「おばあちゃんと花」は中学校の国語教科書に採用されるなど多方面にわたる活動を続けている。
最新シングル「station」配信中
「station」は、東映映画『いのちの停車場』にて、みなみらんぼう演じるマスターが、悩める診療所スタッフ達を暖かく包み込むように唄う心に沁みわたる名曲。「さらば追憶」は、10数年前にコンサートで歌唱され、ファンの間で長く発売が望まれていた1曲。
収録曲:1.Station / 2.さらば追憶
配信URL:https://lnk.to/MR_station