唖然上映中『No.10』鑑賞者の感想が混乱中!《唖然感想ビジュアル》作成・追加場面写真解禁!
新宿シネマカリテほかにて全国順次公開中の映画『No.10』(読み:ナンバーテン)。
『ボーグマン』(2013)など、静かに狂った唯一無二の作品を発表しているオランダの鬼才アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督最新作となる本作、
公開前より「貞操義務違反の果て、真実の大宇宙が広がった。」「監視下の不貞。それは常に、目を光らせていた。」「戦慄の監視系実験サスペンス。」「世界中を大混乱に陥れた戦慄の巨大モニタリング・サスペンス。」といった、宣伝コピーが踊り、アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督のコメント「何も知らないことが重要だ」の通り、映画の内容が分かりづらい露出がされてきた。
また、海外の映画祭では鑑賞者が「頭がおかしくなるほど素晴らしい。はやく観たほうがいい」「大胆さにあきれて、たまげた」「不気味で暗く、怪しく、そしてどうかしている」など騒然となり、世界中の映画評論家は言葉を失った。
いよいよ日本でも公開となった本作、公式サイトなどで「本作をご鑑賞いただきましたみなさまへお願い」として、SNSなどで感想を投稿の際は映画の結末に触れない形でのご協力のお願いをしており、それも相まってか、SNSで見受けられる本作鑑賞後の方々の感想が、およそ映画の感想とは思えない、信じられないワードとなっており、唖然、混乱した様子がわかる。そんな唖然感想群を一つのビジュアルにまとめた《唖然感想ビジュアル》を作成。
以下、唖然ワードをご紹介。
「?!?!トンデモないの喰らったわ!!」
「〈??ややこしくなってきたぞ??〉からの〈は??ちょっ〉になります。」
「いやーーーー、凄かった!まさかこんな話とは。物語の中盤ぐらいでいきなり〈およよ!〉みたいな展開になるのが凄まじい。」
「感想=ファッ!?」
「大胆かつ奇天烈すぎるツイストで観る者を混乱の渦に陥れる怪作。馬鹿らしいのにハイブロー。」
「想像もしていなかったところまで、連れていかれてしまった。」
「この映画をみるものはずっと不安に宙吊りにされ、そのまま置き去りにされてしまうすばらしい映画でした。」
「ある程度覚悟してたけど、それでも想像の斜め上な着地を見せた変な映画だった。あのラストは爽快よ。」
「〈まさかこんな展開になるとは…〉という意味では近年観た映画の中でも一等賞クラスだったかも。」
「とてつもない映画を観てしまった…〈お?話変わってきたな〉を3回繰り返したら、凄いところにやってきて、外に放り出された感じ。だが、不思議と嫌いではない…」
「ナニコレ珍映画⁉︎ 意味不明映画⁉︎ もうネタは出尽くした感のあるこういう映画⁉︎ そこからさらにブッ飛びました。」
「見終わった後、しばらく、何か、人生の大抵のことはどーでもええなと思った。まあ、家着く頃には、明日の仕事のこと考えてしまっていたが。それくらい、全てをなぎ倒してくれる映画だった」
「とんでもない傑作でした!」
「映画観て唖然としたのはひさびさ」
「意外性をさらに突き放す展開、虚無に放り出された様な当惑と恐怖がじわじわ残る。」
「一度観たらとんでも無い感覚を味わうこと間違いなし」
また、「未知との遭遇」「奇想天外」「正真正銘の怪作」「空中大回転」「呆気にとられた」「めっちゃ好きだわ」「もう何も言うまい」「すっきり」「今年一番の怪作」などのワードが見受けられた。また、さらに意味不明で興味をそそる追加場面写真が解禁。
衝撃作『ボーグマン』(2013)でカンヌ映画祭パルム・ドールにノミネート、第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリを受賞し、世界中を大混乱に陥れたオランダの鬼才アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督の記念すべき通算10作目の最新作。
不倫と復讐、自分は何者なのか。自身が舞台役者出身のヴァーメルダムは冷酷なまでの正確さで、主人公である役者ギュンターの人生を監視する。『ボーグマン』で映画のジャンルを超越したヴァーメルダムは遂に『No.10』で物語という概念を突破、正体不明の域に到達した。この戦慄と衝撃、緊張が渦巻くサスペンスに満ちた作品がもたらすあまりのことに海外映画祭では「頭がおかしくなるほど素晴らしい。はやく観たほうがいい」「大胆さにあきれて、たまげた」「不気味で暗く、怪しく、そしてどうかしている」など騒然となり、世界中の映画評論家は言葉を失った。ヴァーメルダムは次のように語る。「脚本を書き始めるときは、これまでに行ったことのない領域にたどり着くべくシーンを次々と構築して配置する。『No.10』は終わりまでに、トーン、人員、ビジュアル、すべての点で、オープニングシーンから何光年も離れた場所にいる」。音楽もヴァーメルダムによるもので、土星人サン・ラーも羨むであろう宇宙ジャズともいうべき旋律が、何光年も離れた場所から奏でられる。
◆あらすじ:幼少期に記憶を失い、森に捨てられ、里親に育てられたギュンター。大人になった彼は舞台役者として生計を立て、共演者と不倫、一人娘は肺がひとつしかない突然変異だった。役者仲間の裏切りによって残酷な仕打ちを受けるギュンターは復讐を誓った。だがその先に、とてつもない驚愕の事実との対峙が待っている。
Information
『No.10』
監督:アレックス・ファン・ヴァーメルダム
製作:マルク・ファン・ヴァーメルダム 撮影:トム・エリスマン 美術:ゲルト・パレディス 編集:ヨープ・テル・ブルフ
音楽:アレックス・ファン・ヴァーメルダム 音響デザイン:ヤン・シャーマー 衣装デザイン:カトリーヌ・ファン・ブリー
出演:トム・デュイスペレール、フリーダ・バーンハード、ハンス・ケスティング、アニエック・フェイファー、ダーク・ベーリング、マンデラ・ウィーウィー、リチャード・ゴンラーグ、ジーン・ベルヴォーツ、ピエール・ボクマ
2021年|オランダ=ベルギー合作|101分|カラー|ビスタ|G|原題:Nr.10
© 2021 GRANIET FILM CZAR FILM BNNVARA 提供:キングレコード 配給:フリークスムービー
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