【今週の推し曲】『なのはシリーズ』最新作主題歌、水樹奈々「CRIMSON BULLET」はヘヴィなロックチューン

声優アーティストとして数々の記録と偉業を打ち立て、なおも第一線を走り続ける声優アーティスト界のトップランナー・水樹奈々。
アーティストデビュー25周年を迎えた昨年は、15枚目のオリジナルアルバムと4枚目のベストアルバムの発売、海外公演を含む自身最長のライブツアーの開催など、周年イヤーを盛大に祝う華々しい1年となった。ほかにもNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』への出演など、声優という枠に囚われないマルチな活動は26年目を迎えても留まる所を知らない。
そんな水樹の最新楽曲「CRIMSON BULLET」が、7月8日のCD発売に先駆けて各音楽サービスで先行配信された。
この楽曲は7月から放送開始のTVアニメ『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』のOPテーマのために作られた書き下ろし楽曲。『魔法少女リリカルなのは』シリーズといえば、自身もフェイト・T・ハラオウン役として出演する20年以上続く人気作品で、彼女の代表曲である「ETERNAL BLAZE」(アニメ『魔法少女リリカルなのはA’s』OPテーマ)や、初のオリコンウィークリー1位を獲得した「PHANTOM MINDS」(劇場版『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』主題歌)など、アーティスト・水樹奈々を語るうえでも欠かすことのできない作品である。
「CRIMSON BULLET」=「深紅の弾丸」という名のとおり、水樹の力強い歌声と激しくヘヴィなロックサウンドが耳をひく、攻撃力の高いアッパーチューン。パワフルでありながらも繊細さとエモーショナルさを両立させた水樹の卓越したボーカルに、歌うように唸るギター、軽快さと重さを兼ね備えたドラムビート、ここぞという場面で挿入される鍵盤の音色などが合わさることで、非常にプレゼンスの高い1曲へと昇華されている。
今回の楽曲の作詞も、これまでのシリーズ楽曲と同じく水樹本人が担当。逃げられない現実や残酷な未来に直面しながらも、僅かな希望と不屈の決意を胸に前へ進むという熱いリリックは、作品の世界観へ寄り添った内容であるのはもちろんのこと、水樹の音楽の魅力である「決して諦めることのない心の強さ」を今回も体現した1曲となっている。サビラストの“Gun Blaze“というフレーズが生み出すカタルシスも大変心地が良い。
また、この楽曲の魅力をもう一段階底上げしているのが、静と動のギャップを押し出したイントロ部分。水樹の感情を込めたボーカルと鍵盤の音色が映える静謐な展開を、グルーヴィーなギターリフで一気にヘヴィな世界観へと塗り替えていく。0から100に移動するような振り幅の激しさで、心を一気に掴まれた人も多いことだろう。
水樹がこれまで歌った『魔法少女リリカルなのはシリーズ』楽曲は神秘的でシンフォニックな雰囲気の音楽が多かったため、ここまで振り切ったロックナンバーが主題歌として起用されるのは結構珍しかったりする。今回のような激しいロックサウンドを選択した背景には作品の過酷な世界観を反映した側面も大きいのだろう。
シリーズ主題歌として新たな挑戦となった「CRIMSON BULLET」。7月8日発売のニューシングルには、カップリングとして新曲2曲も収録されるため、こちらも合わせてチェックしておこう。
Information

水樹奈々『CRIMSON BULLET』
発売日:2026年7月8日(水)
ご予約:https://lnk.to/CRIMSON_BULLET_CD
先行配信:https://mizukinana.lnk.to/CRIMSONBULLET
