麻倉未稀がデビュー40周年記念ライブ 庄野真代、石井明美、澤田知可子がゲスト出演・27日の誕生日に40周年記念アルバム発売
デビュー40周年を迎えた実力派シンガー・麻倉未稀(61)が26日、東京・丸の内のコットンクラブで「麻倉未稀 デビュー40周年記念LIVE~Birthday&復活5周年~」と銘打ったライブを開いた。この日は、62回目の誕生日(1960年7月27日)の前日で、デビュー40周年記念アルバム「人生はドラマ これからも続く私のヒーロー物語」(発売・キングレコード)=これからも続く歌手人生を振り返り、自身の原点でもあるドラマ主題歌を中心としたカバー集=発売日(7月27日)の前日にあたる。1981年8月「ミスティ・トワイライト」でデビューし、「What a feeling~フラッシュダンス」(TBS系ドラマ「スチュワーデス物語」主題歌)や「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」(TBS系ドラマ「スクール☆ウォーズ」主題歌)などが大ヒット。2017年、乳がんのため左乳房を全摘出する手術を受け、退院後、3週間で仕事復帰し、同年7月に音楽活動を再開。
この日は、バースデー&復活5周年を記念したライブで、大勢のファンが詰めかける中、デビュー曲「ミスティ・トワイライト」、往年のヒット曲から「What a feeling」「RUNAWAY」を歌った後、同記念アルバムのレコーディングにも参加した庄野真代(67)、石井明美(56)、澤田知可子(58)の人気アーティスト3人がゲスト出演。それぞれの往年の大ヒット曲から澤田は「会いたい」、石井は「CHA-CHA-CHA」、庄野は「飛んでイスタンブール」を披露し、ステージに花を添えた。
また麻倉は、同アルバムに収録され、庄野真代が作曲した新曲「The breath of life」を初お披露目。今回、初めて麻倉に曲を提供した庄野は「未稀さんから
新曲を書いてくださいと言われたときは、こんなにうれしいことはありませんでした。未稀さんは、どんな歌を歌っても完璧に仕上げてしまえるので、少し力を抜いたところの大人の可愛い女性の魅力が出るような歌にしたいなと思って作らせていただきました」と語った。石井は「未稀さんのことが大好きでして、
今日は庄野真代さん、澤田知可子さんとすてきなライブに参加させていただいて本当に光栄です」。澤田は「勝利の女神としては、未稀さんがそばにいるだけでご利益があるというライブだと思いますので、今日は絶対勝てます」とエールを送った。
アンコールでは、庄野、石井、澤田が再び登場し、彼女たちがコーラスでも参加する中、麻倉は自身の代表曲「ヒーロー」を歌い上げ、4人合わせて全12曲で構成されたパワー全開のステージを最後まで盛り上げた。サプライズでバースデーケーキをプレゼントされた麻倉は「コロナ禍でいろんなことが中止になったり、延期になったりしてきましたので、こうやって40周年の記念ライブで(ファンの)皆さんとお会いできてとてもうれしいです。40年を振り返ってみると、すごく長く歌ってきたんだなと、改めて40年の重みを感じています。誕生日?赤いちゃんちゃんこはとっくに着終わっていますが…(笑)、40周年が迎えられ、皆さんのお陰で元気に歌えることは、私にとって人生の中の大きなことだと感謝しています」と話していた。
この後、8月1日に大阪・ビルボードライブ大阪、同21日に神奈川・ビルボードライブ横浜で同記念ライブを開催。