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4人のヒーローが亀岡市に笑顔を届ける“ももクロ 春の一大事2024”完遂 / 最新アルバム『イドラ』から新曲「Heroes」をファンの前でパフォーマンス / さらに、メンバー4人がそれぞれソロライブ開催決定

ももクロ 春の一大事2024

ももいろクローバーZが2024年4月13日、14日と2日間にわたり、京都府・亀岡運動公園にて【ももクロ春の一大事2024 in 亀岡市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜】を開催した。本公演は、2日間で約3万人のモノノフ(ももいろクローバーZのファンの総称)が訪れ、2日目の公演はABEMA PPV ONLINE LIVEでも独占生配信された。

『夏のバカ騒ぎ』、『ももいろクリスマス』に並ぶ、ももクロ3大ライブの一つである『春の一大事』。通称“春一”と呼ばれるこのライブは、2011年にスタートし、2017年以降は全国の自治体からオファーを募り、“笑顔のチカラ つなげるオモイ”をテーマに地方都市とタッグを組む形で開催するようになり、本公演で計6回目の開催に至った。春一は、普段は遠方に住んでいてライブ参戦できないモノノフや年々多くなっているファミリー層、初めてももクロを観る方、開催地域に住む地元民も楽しめる、ももクロらしい温かな雰囲気のある演出や、地域の特色に合わせたセットリストで構成されたライブとなっている。埼玉県・富士見市、滋賀県・東近江市、富山県・黒部市、福島県・楢葉町、広野町、浪江町、広島県・福山市とつないできた“笑顔のバトン”は、今回、戦国武将・明智光秀が礎を築いた丹波地方の1つである京都府・亀岡市へ。ライブ会場の外には「京都やかんランド」と称した外周パークが設けられ、浪江女子発組合やTEAM SHACHIなどといったアイドルグループがパフォーマンスし、また明智光秀とのコラボしたグッズ販売や地元グルメを楽しめるフードコーナーなど1日を通して楽しめる要素が満載であった。DAY1には、昨年開催した広島県から福山市市長が駆けつけ、“笑顔のバトン”を京都府・亀岡市市長へと渡す引き継ぎ式も行われた。
今回の本公演は、DAY1<時は今>、DAY2<真・英雄たん>といったサブテーマが掲げられ、亀岡の礎を築いた明智光秀を中心に構成された。DAY1は、明智光秀が起こす“本能寺の変”の5日前に読まれた一句の中の<ときは今>がサブタイトルに使用されており、明智光秀の決意から本懐を果たすまでを描いている。DAY2では、DAY1で本懐を果たした明智光秀が、真に望んだであろう天下太平の世の中を表現している。亀岡市の人々にとって英雄である明智光秀の姿を、世の中に伝えたいという想いも込められた演出となった。
本レポートは、2日目の公演の模様をお届けする。

スターダストプラネットのメンバーによる日本郵政コラボプロジェクトで生まれた「あたらしい体操」で準備体操を終えると、亀岡市市長の開会宣言でライブの幕が開ける。「overture ~ももいろクローバーZ参上!!~」が会場に響き渡り、モノノフの気持ちが昂っていく。パラグライダーが盛んに行われ、プラスチックごみゼロ宣言を掲げる亀岡市での開催ということもあり、役目を終えたパラグライダーの生地を再利用して制作された衣装を着たメンバーがステージに登場。ギターリフが特徴的な「夢の浮世に咲いてみな」、ギターサウンドが軽快なロックチューン「Re:volution」、「仮想ディストピア」の3曲で、最高のスタートダッシュを切った。続けて、春ソング「行く春来る春」で春の風を吹かせると、続けて「ツヨクツヨク」ではタオルを回すパフォーマンスもあり、会場に一体感を生んだ。
ももクロ春の一大事2024 5曲連続での歌唱後、本公演初のMCでは、この日の気温の高さに驚きつつも、ABEMAの生配信を見ているファンと客席に「盛り上がって行きましょう!」と投げかけた。ももクロお馴染みの自己紹介を終えると次の曲へ。頑張る人たちの背中を押してくれる人気曲「PUSH」、『春の一大事』で定番となりつつあるももくろちゃんZの「HERO」で勇気やエールを送り届けると、続けて「笑―笑 〜シャオイーシャオ!〜」では笑顔の連鎖を生み出し、未来への決意を描いた「誓い未来」で前半パートを終えた。ももクロ春の一大事2024 ももクロ春の一大事2024

メンバーがステージを去ると、鉄砲や幟旗を持った武者や太鼓隊が登場し、毎年5月3日開催される亀岡市内最大規模の春まつりである“亀岡光秀まつり”の一部をステージの上で圧巻のパフォーマンス。光秀公の勇壮な武者行列を見事に再現し、明智光秀の掛け声により鉄砲隊の空砲でラストを飾った。
その後、亀岡市立曽我部小学校・吉川小学校・薭田野小学校の生徒90名とダウンタウンももクロバンドのバンドマスター・宗本康兵のピアノ伴奏による、「にじいろ」の合唱を披露。会場に暖かな優しい風を運ぶと、京都・保津川の川下りをイメージした鮮やかな水色の衣装を纏ったメンバーが登場。ピアノの前奏に合わせて、「キミノアト」を生徒たちの合唱と合わせたスペシャルバージョンで届け、会場を和やかにした。明智光秀のレガシーでもある、“子供たちのはつらつとした笑顔”が表現されたパートとなった。ももクロ春の一大事2024生徒たちがステージを去り、汽笛の音で始まる「宙飛ぶ!お座敷列車」、日本を一周する「ももクロの令和ニッポン万歳!」を続けて披露。途中で開催日当日に集められた、子供たちが描いた「かめまるくんとももクロちゃん」のイラストが貼られたトロッコに乗り込み、ファンの近くに行くと、手を振ったり、指ハートを送るなどの交流を楽しむシーンも見られた。会場中盤でトロッコから降りると、客席中に作られた特設ステージでペンライトを振りながら「走れ!」をパフォーマンス。この日一番のファンとの距離の近さに、モノノフも熱い声援を送った。再びトロッコに乗り込むと、「スターダストセレナーデ」、「ロマンティックこんがらがってる」ではファンと亀岡の景色に囲まれながらメインステージに戻り、続けて「青春賦」を繊細に歌い上げた。
ももクロ春の一大事2024 ももクロ春の一大事2024このMCでは、メンバーそれぞれから重大発表が行われた。佐々木彩夏が今年9月から愛知県・大阪府・東京都の3都市でソロツアーコンサート『AYAKA NATION Special Edition「VIP ROOM A⁺」』を開催、高城れにが10月25日にZepp Yokohamaで「まるっと10年まるごとれにちゃん ポジティブがすぎるツアー」のファイナル公演を開催、玉井詩織が6月5日・6日に大阪府・フェスティバルホールで、ソロコンサート「いろいろ」の追加公演を開催、百田夏菜子が7月15日に東京都・TOKYO GARDEN THEATERでバースデーライブ「百田夏菜子30th BIRTHDAY LIVE」を開催することが発表された。4人がそれぞれソロでのライブを開催することが発表され、モノノフからも歓声が上がった。各ソロライブについては詳細をチェックしよう。
ももクロ春の一大事2024 ももクロ春の一大事2024高城からの曲振りで、7thアルバム『イドラ』にも収録される「Brand New Day」を歌詞に合わせた振り付けや、4人揃って左右に動くダンスなど、爽やかにパフォーマンス。配信されて以降、本ライブが初披露となり、モノノフからも待望の歓声が上がった。次に「Chai Maxx」で、ファンにはお馴染みの特徴的な振り付けで、会場に一体感をもたらすと、本編最後の曲「上球物語 -Carpe diem-」へ。亀岡光秀まつりで大活躍だった、明智光秀と武者が再び登場。曲のラストでは、明智光秀がいきなり踊り始め、4人との息の合ったダンスを披露し、会場を沸かせたまま本編最後を締めくくった。明智光秀の思い描いた天下太平の世界を思う存分に表現したセットリストで駆け抜けた。

ももクロ春の一大事2024モノノフによる割れんばかりのアンコールに応え、5月8日にリリースされる7th アルバム『イドラ』のアーティスト写真で着用された、神々しい新衣装を着たメンバーがステージに舞い降りる。百田のソロから始まる、4月12日に先行配信された新曲「Heroes」を披露。本楽曲は、R&B調なビートをベースに、民族的なケルティッシュ音楽の要素を取り入れた、冒険の始まりと希望を予感させる賑やかなポップソング。等身大に寄り添いながらも、英雄として手を差し伸べるような勇気を与える振り付けや、曲調に合わせた民族的なダンスも取り入れられたパフォーマンスとなった。ももいろクローバーZ公式YouTubeチャンネルにて公開されたMUSIC VIDEOもぜひチェックしよう。
アンコールへの感謝を述べると、次曲でライブが終わってしまうことへの寂しさも露わにした。ピアノ演奏のため宗本康兵をステージに呼び、心からのお礼の気持ちを込めて「バイバイでさようなら」でアンコールパートを終えた。

ももクロ春の一大事2024 ももクロ春の一大事2024 ももクロ春の一大事2024 ももクロ春の一大事2024最後のMCでは、2日間ライブを盛り上げた明智光秀の正体が、元タカラジェンヌ・彩羽真矢だったことが明かされ、会場は再び盛り上がりを見せた。ももクロ春の一大事2024高城は「“笑顔のチカラ つなげるオモイ”というテーマがぴったりの『春の一大事』は、春らしさはもちろん、地域の皆さんと仲良くなれた気もしますし、モノノフさんと春を一緒に過ごせて、とても幸せに思います!」と話し、佐々木は「外周パークも含めて『春の一大事』のライブや、京都・亀岡市を存分に楽しんで帰るぞ、というパワーが本当に素敵だなと思いました!」と想いを伝えた。
玉井は「今日は明るい時間のライブだったので、より皆さんが笑顔で私たちのライブを楽しんでくれているのが見えました。いろんな世代の方が同じ空間で、1つのことを楽しめることはすごく大事にしていきたいし、私たちにとっても宝物です。」と語り、百田が「元々は自分たちにとっての一大事だった『春の一大事』が年月を経て、皆さんと温かい気持ちで1つになれるライブを毎年作り出せていることが、とても嬉しいことだなと思います。“つなげるオモイ”ということで、皆さんが亀岡市のことや今日のことを思い出す、そんな時間が増えたら嬉しいなと思います!」と締めくくり、モノノフ・地方自治体・亀岡市民への感謝の気持ちを伝えた。
明智光秀が築いた亀岡の地で開催された【ももクロ春の一大事2024 in 亀岡市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜】は明智光秀の意思をももクロなりに表現した心温まるストーリーを描きつつ、受け継がれてきた笑顔のチカラをしっかりと繋ぎ、大団円で幕を閉じた。ももクロ春の一大事20245月6日18時からABEMA PPV ONLINE LIVEにて本公演DAY2の完全版が独占配信されるので、今回見られなかった方はぜひチェックしよう。

Photo:上飯坂一 / 高田真希子

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