邦題『パトリックとクジラ 6000日の絆』(原題:『Patrick and the Whale』)8/28(金)に日本公開が決定/ポスタービジュアル&予告編解禁

“自然を観察することと自然との関係性をどのように両立すべきか、そのテーマを描いた、美しく感動的なドキュメンタリー。大スクリーンで観るべき作品“―――GEEK VIBES NATION
“クジラが大好きで、ただクジラを見つめていたい。それがかなう映画。しかも想像以上に”
―――SEVENTH ROW
“愛すべきドキュメンタリー” ―――DEADLINE
ウォール街の弁護士から転身し、水中カメラマンとして活躍するパトリック・ダイクストラ。BBC「ブルー・プラネットⅡ」(2017年)で撮影を担当したエピソードで英国アカデミー賞(BAFTA)受賞経験を持つ。少年時代に博物館でシロナガスクジラのレプリカを見て衝撃を受けて以来、クジラのとりことなったパトリックは、水中カメラマンとして世界中を旅し、20年もの間クジラを追いかけてきた。クジラを知り尽くしたパトリックだからこそ誰よりもクジラに近づくことができ、他の人にはできない貴重な映像の撮影に成功してきたのだ。2019年のある日、パトリックはドミニカの大海原でメスのマッコウクジラと遭遇する。クジラはパトリックに興味を持ち、コミュニケーションを取ろうとしていた。パトリックはそのクジラを「ドローレス」と名付け、ドローレスがクジラの知られざる生態を教えてくれると信じて再び彼女を探し始める――。
クジラに魅せられたカメラマンとクジラたちの親密な交流を描くドキュメンタリー『パトリックとクジラ 6000日の絆』。本作で監督を務めるのは、野生動物映像の世界で長年にわたり編集者、脚本家として活躍し、エミー賞だけでも50以上の受賞歴を持つマーク・フレッチャー。大きな体を立てて眠るクジラの姿、パトリックに興味津々で近寄ってくるメス、遠くまで伝わる鳴き声や知られざるオスたちの絆――息を呑むように美しい海の映像とともにマッコウクジラの魅力を映し出す本作は、目にする機会の少ないクジラの知られざる生態をカメラに収め、パトリックとクジラたちとの交遊を映し出す!
解禁となったポスタービジュアルでは、10mを超える巨大なクジラが海面に対して直立したまま眠っている、“立ち寝”の姿と水中カメラマンのパトリック・ダイクストラがメインに捉えられ、奇妙にも美しく、その神秘的な光景の迫力さに圧倒されるビジュアルとなっている。併せて公開された予告編では、パトリックが2組のマッコウクジラとの交流シーンが切りとられ、“ドローレス”、“キャンオープナーと赤ちゃんのホープ”たちと近距離でコミュニケーションをはかる姿には深い信頼関係が垣間見えると同時に、次々と映し出されるクジラたちの魅力に見入ってしまうほどだ。パトリックは、どのようにしてクジラたちと関係を築いてきたのか?さらには、謎が多いと言われているクジラの座礁にも触れられ、真相が気になる内容となっている。クジラ一筋20年!知られざる生態を追いかけてきたパトリックとクジラたちの友情を是非スクリーンで確かめてほしい。
キャスト/スタッフ
監督:マーク・フレッチャー
出演:パトリック・ダイクストラ、ドローレス(マッコウクジラ)、キャンオープナーと赤ちゃんホープ(マッコウクジラ)他
2022年/オーストリア/英語/72分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:Patrick and the Whale/日本語字幕:金関いな/配給:キングレコード
©Terra Mater Studios GmbH 2023
【パトリック・ダイクストラ】
アメリカ・コロラド州デンバー出身。幼い頃からアウトドアに親しむ。ニューヨーク大学ロースクール卒業後、アメリカ最大級の法律事務所に就職し、8年間弁護士として働く。野生動物への思いが捨てきれず、水中カメラマンに転身。人があまり訪れない過酷な場所の撮影を得意とする。訪問国は100か国以上。
2017年、BBC「ブルー・プラネットⅡ」収録の4つのエピソード撮影を担当。シロナガスクジラの授乳シーンやヒートラン、空中からマンタのトルネード摂食シーンを世界で初めて撮影し、英国アカデミー賞(BAFTA)を受賞する。